ジェンダー(gender)ってなあに?
| ジェンダー:生物学的な性(sex)に対して、成長の過程で社会的・文化的に作られた性差。女(男)はこいうあるべきものとして決めつけられた男女の性役割や行動様式、心理的特徴。 |
生まれたばかりの小さな赤ちゃん。男と女・・・どこが違う? 違いはひとつ・・・性別だけ。紅葉のような小さな手も、口や鼻、目、耳・・・み〜んな同じ。

生まれたときは性別による区別しかないのに、大きくなるにつれ生活場面で様々なのすり込みが行われています。
最初は、産着から・・・。ピンクのひらひらの産着を着ているのは男の子?ブルーのベビー布団にくるまっているのは女の子?赤ちゃんはなにも知らずにスヤスヤ眠っています。親の子どもに対するジェンダーのすり込みがここで見られます。色なんかにこだわらなくても良いのにね。
女の子だから、おもちゃはぬいぐるみとお人形、ままごとセット・・・男の子には車や汽車のおもちゃやボールなど。「女の子なんだから優しく」「男の子のくせにメソメソするな」・・・こんな言葉をおばあちゃんが言っていませんか?

「男の子色・女の子色」というのは幼稚園児のあいだでも、未だにあるようです。ランドセルは赤は女の子、黒は男の子ときまっているのでしょうか?また、親が子育てするときに男女を区別せずに家庭教育をしているかどうかも疑問です。
「女のくせに」「男のくせに」というのも歴史的に言われてきました。「女だてらに××してはいけない」「男なんだから××すべき」な〜んて古い慣習やしきたりも多く残っています。家父長制度の歴史の中で、男社会の日本では、表に立つのは男とされてきましたから、そういうことの苦手な男性には辛いことだったでしょうね。もちろん、女だから意見を言えず、ただ家長に従わねばならない歴史もありました。どちらも不満ではないでしょうか?
女も男も一人の人間としてしっかり生きることが大切です。生物学的に違っていても能力は開発する事が出来ます。男は逞しく・・・なんて言うと、身体的・体力的に逞しくない男性の居場所がありません。また、すべての女性にしとやかさや従順さを求められても困ります。間違った女らしさ・男らしさの追求より、自分らしさを前面に出したいものですね。
男女を問わず、ジェンダーにとらわれず個性を尊重し、各々が持つ能力を発揮し、協力しながら、共に生きていける社会が実現すれば素晴らしいと思いませんか。
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