ELISABETH 10周年記念コンサート


10月21日にコンツェルトハウスで行われたコンサートのレポートです。
ファンにとっては狂喜乱舞のコンサートでした。
少々無理してでも行ってきた甲斐がありました。


(このコンサートのハイライトCDが発売されています。
Elisabeth 10th anniversary concert
Highlights aus dem Live-Mitschnitt
VX Recored BMG 74321 986352

3曲ほど収録されていない曲がありますが、聴き応え十分のCDですので、オススメです。

曲順があちこち入れ替わってるのは、何故なんでしょうね?)



まずプログラムのご紹介


10th Anniversary Concert
21. Oktober 2002
Konzerthaus Wien

PROGRAMMABLAUF

OPENING
"Elisabeth, mach auf" - Instrumental
"Alle tanzten mit dem Tod" - Solisten, Ensemble, Wiener Saengerknaben
"Prolog" - Vorstellung aller Mitwirkenden

"PREMIEREN"
"Prolog Tod" - Uwe Kroeger
"Wie du" - Pia Douwes / Wolfgang Pampel
"Szenen einer Ehe" - Ethan Freeman
"Wenn ich dein Spiegel waer" - Andreas Bieber

"SCHATTEN"
"Sie passt nicht" - Else Ludwig / Wolfgang Pampel / Ensemble
"Elisabeth, mach auf" (Hollaendisch) - Jeroen Phaff / Stanley Burleson / Pia Douwes
"Die Schatten werden laenger" - Uwe Kroeger / Andreas Bieber & Felix Martin / Jesper Tyden

"KITSCH"
"Ich gehoer nur mir" (Finale I) - Viktor Gernot / Maya Hakvoort / Felix Martin
"Nichts ist schwer" - Maike Boerdam / Michael Lewis
"Kitsch" - Carsten Lepper, Ethan Freeman, Thomas Borchert

"NEUE LIEDER"
"Kein Kommen ohne Geh'n" (Ungarisch & Japanisch) - Szylveszter Szabo / Maki Ichiro
"Bellaria" - Gabriele Ramm
"Wenn ich tanzen will" - Pia Douwes / Uwe Kroeger

"DER LETZTE TANZ"
"Der Letzte Tanz" - Stanley Burleson, Felix Martin, Thomas Borchert, Szylveszter Szabo, Maki Ichiro, Uwe Kroeger

Pause

OPENING II
"Ich gehoer nur mir" Unplugged - Pia Douwes

"MILCH"
"Milch" - Ethan Freeman, Thomas Borchert, Carsten Lepper & Ensemble
"Zwischen Traum und Wirklichkeit" (Japanisch) - Maki Ichiro
"Mama, wo bist du?" - Florian Feik, Wiener Saengerknaben / Uwe Kroeger

"MELODIEN"
"Irrenhaus" - Instrumental - Dirigent Caspar Richter
"Gar nichts" - Pia Douwes
"Die Schatten werden laenger" - Uwe Kroeger
"Rudolf, wo bist du? " - Kata Janza
"Maladie" (Schwedisch) - Cecilie Nerfont / Jesper Tyden
"Schwarzer Engel" - Maike Boerdam
"Boote in der Nacht" - Pia Douwes / Viktor Gernot

"FRAGEN"
"Alle Fragen sind gestellt" - Ensemble
"Ich gehoer nur mir" - Pia Douwes, Maya Hakvoort, Kata Janza, Maike Boerdam, Maki Ichiro, Cecilie Nerfont

FINALE
"Der Schleier faellt" - Felix Martin, Thomas Borchert, Szylveszter Szabo, Stanley Burleson, Uwe Kroeger, Pia Douwes, Maike Boerdam, Maya Hakvoort, Cecilie Nerfont, Maki Ichiro, Kata Janza & Ensemble
"Zukunftsseelen" - Alle Mitwirkenden


(アンサンブルのみなさん)
Suzanne Carey, Jutta Ellinger, Carin Filipcic, Konstanza Lack, Michaela Kollar, Rita Sereinig, Tina Studacher, Carmen Wiederstein
Michael Bernhard, Tomas Muelner, Noud Hell, Jerome Knols,
Otto Pichler, Stefan Reil, Mark Seibert, Alex Wengel    

 

※ このコンサート終了後、コンチェルトハウス近くのクーアサロンで、出演者と一緒のディナーが開催されました。チケット申し込みの際に一緒に申し込みが可能でして、下の文章に出てくるディナーとは、それのことです。コンサート本番の前には、ゲネプロも公開されました。有料でしたが、本公演よりずっとお安くて、2回楽しめて ラッキーでした。ぎりぎりまでゲネプロが公開されるのかどうかわからず、やきもきさせられましたが、出発直前に Mさんが情報を入手、申し込みしてくださって、無事見ることができました。感謝〜!

・・・以上、コンサート当時は、皆さんご存じの話だったのですが、今、このページを初めて読まれた方には、意味不明かと 思いましたので、説明を付け加えてさせていただきました。あとは手直ししていません。その後判明したこともあるけれど・・・あえてそのままにしておきます。





OPENING
"Elisabeth, mach auf" - Instrumental

「♪エリーザベート〜」のオーケストラ演奏で始まります。「♪エリーザベート〜」のところだけ、コーラスがかぶさっていた。最初のみ、男声のアナウンスが入ります。


"Alle tanzten mit dem Tod" - Solisten, Ensemble, Wiener Saengerknaben

プロローグのベールをかぶってアンサンブル登場。プロローグの一部を歌います。

"Prolog" - Vorstellung aller Mitwirkenden

ここで、司会のCarmen Nebelさんがご登場。全身赤のパンツスーツに金髪ボブカットの女性で、すごく聞きやすいドイツ語を話されるんですけど、…ほんの一部しか分からない情けない私でした。(エリザベートファンの皆様、やはりドイツ語のお勉強をしておきませう。リスニングも含めて^^;。)けっこう色々と説明&お話されてました。
ここで、ウィーン劇場協会オーケストラ、リーバイさん(指揮は作曲者のリーバイさん自ら、すでにスタンバイしておられました。)に、クンツェさん、ルディ・クラウスニッツァーさんの紹介がありました。さらに初演キャストの紹介。もう、このあたりから観客の反応が凄かった。


"PREMIEREN"

初演キャストが歌います。

"Prolog Tod" - Uwe Kroeger

ソロの先陣を切って、Uweが登場。プロローグのTodのソロ部分(Was hat es zu bedeuten 〜)を歌ってくれました。
Uweの衣装は全身白。白いヒラヒラしたブラウスを着てらして、当時の舞台衣装を意識しているようでした。これは自前の衣装らしくて、彼はディナーのときもこれを着てました。かなり目立ってた。


"Wie du" - Pia Douwes / Wolfgang Pampel

ウィーン初演のシシィ&パパのコンビによる"Wie du"。ラジオドイツ語講座でも紹介されて日本中に有名になった(?)曲ですわ。
Piaさまは黄緑色のミニドレス姿。おおっ!となりました。
初演のパパさんは、バリトンのシブイ声の持ち主で、ウィーンのミュージカルで長く活躍されてる方のようですね。オペラ座の怪人ウィーン版CDのフィルマンはこの人みたいだし、J&Hにも出演してらしたし。


"Szenen einer Ehe" - Ethan Freeman

Ethanのルケーニが聞けるなんて、ほんとに感激〜!。
ここで歌われたのは、ルケーニが、エリザベートのソロIch gehoer nur mirが終わった後に歌う曲と、それに続く場面、Stationen Einer Ehe のルケーニのソロ部分を取り出してアレンジしたものでした。


"Wenn ich dein Spiegel waer" - Andreas Bieber

ウィーン初演のルドルフAndyがソロで歌う"Wenn ich dein Spiegel waer"。
10年たってるはずなのに、なんか若いわ〜。この曲は、私にとっては、Andyの声で刷り込みされてるので(最初に聞いたイメージってずっと残るのかも知れないですね)ああ、これだ!これ、これ!と感慨もひとしおでした。
エリザベートのパートは無しでしたが、最後までAndreas一人で、フルコーラス歌いました。セリフ?っぽい部分ももちろんあり。"Spiegel waer" の最後を少し崩して歌っていたのがいい感じでした。最後はちょっとアレンジを変えて、明るめに終わってました。


"SCHATTEN"

"Sie passt nicht" - Else Ludwig / Wolfgang Pampel / Ensemble


ウィーン初演のゾフィーさんとパパの掛け合い。
結婚式の招待客を演じるアンサンブルの皆さんも、ちゃんと振り付き。コミカルに演じてくれてました。これはフルコーラス。アンサンブルの人たちの衣装は、黒のフォーマルっぽいスーツにノースリーブドレスなどで統一されてました。

"Elisabeth, mach auf" (Hollaendisch) - Jeroen Phaff / Stanley Burleson / Pia Douwes

オランダキャストによる"Elisabeth, mach auf"(フランツが扉をあけておくれ〜と歌う曲です)。オランダ語で歌われました。スキンヘッドのFranzですが、いい感じ。Piaさんに負けないちょっと怒ったような歌い方もまたステキです。Stanley はここでは黒い衣装でした。あとで、オランダならではの赤い衣装で出てきてくれましたけど。Stanleyのここの歌は囁き系でした。

"Die Schatten werden laenger" - Uwe Kroeger / Andreas Bieber & Felix Martin / Jesper Tyden

2人のTod と2人のRudlufによる"Die Schatten 〜"です。
これがね〜良かったんですよー。
まずUwe & Andy コンビが1コーラスを歌って、その後で Felix & Jesper コンビが2コーラス目を歌い、最後は相手を変えて4人で歌ってました。
Felix はウィーンのTod の衣装を着て登場。ただし、髪は地毛のままで、上演時のようなセミロング金髪のカツラはかぶっていませんでした。Uweも黒い衣装に着替えてましたね。確かエッセンのではなかったです。ここはウィーン代表で歌ってるってことですかね。
Uwe & Andy ペアはUweが上のパートを、Felix & Jesper ペアではJesper が上を歌ってました。前者がウィーンバージョン、後者はエッセンバージョンで、というわけでしょうか。ゲネプロのときは、Jesper にライトが当たってなかったんですが、本番ではちゃんと直っていました。


"KITSCH"

"Ich gehoer nur mir" (Finale I) - Viktor Gernot / Maya Hakvoort / Felix Martin


一幕最後の曲。Mayaさんが客席からご登場。ViktorのFranzが舞台からお迎えしています。緑色のドレスで客席の真ん中の通路をゆっくり歩いていくMayaさん、きりっというか、背中に貫禄を感じました。すごい歓声がおこっていました。
曲は、Essen バージョン(オランダバージョンのドイツ語版というべきかも知れませんが)で、エリザベートが2回繰り返して歌い、Todが"Wenn ich dein Spiegel waer"のメロディで「今日の瞳にうつるものはすでに過去となった未来…」と歌うパートが入っていて、フランツが♪エリザベート〜と最後に歌う、あのバージョンでした。TodはFelix Martin。
出産直後だというので、出演されないかと思ってたMayaさんの姿が見られて感動でした。2週間前に生まれた息子さん、お名前はヨシュア君というだそうです。


"Nichts ist schwer" - Maike Boerdam / Michael Lewis

オランダで追加された"♪Niemand wird so glucklich sein wie wir〜"の部分から歌っていました。MaikeとMichaelコンビがタタタッと現れると、今までと舞台の空気が一変したようでした。なんか若〜い!MichaelはBWからわざわざやってきたんですね。Maikeちゃんと噂の”まいける”を一度に見ることができて嬉しかった♪


"Kitsch" - Carsten Lepper, Ethan Freeman, Thomas Borchert

ノリノリのKitsch! お客さんも拍手はするわ、手拍子は入るわ、でノリノリ。
ゲネのときは、Thomas のマイクが入ってなくて、隣のCarstenと肩を組みながら(
・・・だと思ってましたが、Thomasと肩組んで歌ったのはEthanだったそうです。記憶混乱してます。失礼しました〜〜)仲良く一本のマイクで歌っていました。微笑ましかったなぁ〜。本番ではそんなことはありませんでしたが。こうやって聞くと、Carstenってやっぱり大物だったんだ〜と改めておもうのでした。
最後は確か、3人で腕を組んで、くるくる回ってくれてました。お茶目!



"NEUE LIEDER"

"Kein Kommen ohne Geh'n" (Ungarisch & Japanisch) - Szylveszter Szabo / Maki Ichiro


ここも"♪エリーザベート"の曲から始まるのでした。まずシルベスター・サボーさんが歌います。あ、ハンガリー版のCDの人じゃないですよ。あんなに個性的じゃないけれど、この人の歌も味があっていいです。「こころに芽生えた〜」というところから(かな?)、一路さんが歌いました。#言ってもいい? この歌、東宝でも一路さんが歌ったほうがいいのでは?…

"Bellaria" - Gabriele Ramm

オランダ、エッセンで追加されたゾフィーさんの新曲。
”私はあなたのために強くあらねばならなかった
もう遅すぎるとしても、お前がそのことを理解してくれたら”とかそういう曲なんですけど、エッセンのゾフィー役Gabriele Rammさんが歌いました。
この曲、今回のハイライトCDに入っていたら、初CD化ですよね?


"Wenn ich tanzen will" - Pia Douwes / Uwe Kroeger

お待ちかね、エッセンの新曲です。2人ともお互いに負けじとすごい迫力で歌います。
VBWの演奏の方が、ビートがきいていて、アップテンポで勢いがあるような気がしました。コンサートのノリだからかも知れないけど。あんまりボレロのリズムを感じなかった。


"DER LETZTE TANZ"

"Der Letzte Tanz" - Stanley Burleson, Felix Martin, Thomas Borchert, Szylveszter Szabo, Maki Ichiro, Uwe Kroeger

司会のお姉さんのElisabethとTodについての説明があった後、6人のTodによる"DER LETZTE TANZ"。6人で歌って盛り上げるための特別バージョンになっていました。登場順は左に書いてあるとおり。演出がおもしろくて、Todesengels(Todentanzer? どっちが正しいのか分からないけど)がそれぞれひとりずつ銀色の羽根でTodを隠して、舞台の真ん中までエスコートしてくるのです。エスコートというか、…どちらかといえば甲子園の入場行進のプラカード嬢を思い出しましたが。。死の天使たちは、ウィーン版に従って男女3人づつでした。
Stanleyはあの赤い衣装、ThomasもウィーンのTodの衣装を着ていました。Thomasの歌い方って、崩し方が色っぽくて良かったんです〜〜。CDが待ち遠しい。一路さんは黒いロングコート着てらしたと思います。それっぽいけれど、ナチュラルヘアに普通の服装でした。一路さんって、ごく自然に歌えるのは、エリザベートじゃなくてトートのほうなんだろうなぁ。Uweはドイツ版代表?エッセンの衣装を着てました(確か)。

あー、面白いもの見せてもらったわ〜〜満足〜という気分でした。



Pause
休憩




OPENING II

"Ich gehoer nur mir" Unplugged - Pia Douwes


"Ich gehoer nur mir"の英語版"I Belong To Me"をギター伴奏とサキソフォンのソロで、Piaさんが歌いました。アンプラグドいうのは「プラグを抜いた」〜要するに電気楽器を使わない、アコースティックバージョンという意味ですけど、ギターとサックスだけのシンプルなアレンジで、Piaさまもリラックスした雰囲気で、かなりフェイクして歌っておられました。本来、この曲はかなり力を込めて歌い上げる系統の曲ですが、がらりと趣向を変えて、こういうアレンジもいいかもしれない。
英語の歌詞は、たぶんずっと以前シングルで発売されたのと同じだと思います。 (CDを聞いてみましたが、歌詞は以前のものと少し変わっているようです。)


"MILCH"

"Milch" - Ethan Freeman, Thomas Borchert, Carsten Lepper & Ensemble

さっきと同じく3人のルケーニが歌います。アンサンブルの人たちは、場面に合った衣装を着てました。アンサンブルの歌唱力は申し分なし。


"Zwischen Traum und Wirklichkeit" (Japanisch) - Maki Ichiro

クンツェさんとリーバイさんが再び一路さんのために書いた曲で、日本版の2幕で歌われるとか、なんとか説明があったような・・・。これは本来"NEUE LIEDER"のコーナー向きなのでは?と一瞬思いましたが、一路さんの着替えが間に合わないから2幕に来たんでしょうね、きっと。白のイブニングドレス、きっちりとまとめ上げた髪にティアラ(ローマの休日のアン王女という感じ?)という出で立ちで登場されました。あんまりじっくり聞いたことなかったんですが、途中のコード進行というか、和音が独特で、異国情緒がプラスされた大陸的な広がりを感じさせる曲なんだな、これ、と思いました。一度ドイツ語で聞いてみたいな。勢いと盛り上がりがプラスされそうな気がします。


"Mama, wo bist du?" - Florian Feik, Wiener Saengerknaben / Uwe Kroeger

ウィーン少年合唱団がコーラスで参加。豪華ですねぇ。ソロの男の子は、プログラムのよるとウィーン少年合唱団のメンバーというわけではなくて、ミュージカルなどに色々出演した経験のある子のようです。さすがにきれいなボーイソプラノ。TodはUweでございました。お客さんの盛大な拍手に、小ルドルフ君は一度舞台袖に帰った後で、2回くらい?アンコールに答えるために舞台に戻ってきていました。一度はリーバイさんが指揮台から、「おいで、おいで〜」手招きしてたんです。なんだかとっても微笑ましかったですね。


"MELODIEN"

"Irrenhaus" - Instrumental - Dirigent Caspar Richter


リーバイさんにかわって、VBWの指揮者Caspar Richterさんがオーケストラを指揮します。まさにオーケストラの腕の見せ所!的な、かなり凝った技巧を凝らした(ように聞こえる、素人耳には)ジャズともロックともつかない独特の音楽でした。


"Gar nichts" - Pia Douwes

2幕の大ソロ、"Gar nichts"は、Pia様がドイツ語で歌ってくれました。この曲は初演の幕が開いて1年足らずの頃に追加されたそうですが、Piaさんに合わせて書かれたんだろうな、と思えます。


"Die Schatten werden laenger" - Uwe Kroeger

1幕の、デプレツィンでエリザベートの娘が亡くなる場面で歌われるTodのソロバージョンの"Die Schatten werden laenger"。Uweのささやきボーカルがなんともたまりません♪(短い曲だけど、ハイライトCDにも入れてほしいな〜)


"Rudolf, wo bist du? " - Kata Janza

ルドルフが無くなった後にエリザベートが歌いかける"Rudolf, wo bist du? "
Janzaさんがハンガリー語で歌いました。Janzaさんの声は、柔らかい声質なので、静かに歌いかけるような暖かい雰囲気になっていました。この曲、人によってかなりイメージが変わってくるような気がします。もっと絞り出すように歌うパターンとか、泣きが入るとか、いろいろありそう。Janzaさんのは、あくまで優しそうだった。


"Maladie" (Schwedisch) - Cecilie Nerfont / Jesper Tyden

リーバイさんが、1,2,3,4と指揮棒を振って調子をとり始めたので、何の曲かしらん?と思ってみていたら、これでした。Cecilieさんは、スウェーデンのエリザベート役。知的美人タイプの人で、イングリット・バーグマンとか、そういうタイプのお顔立ち。万が一、このミュージカルを映画にするなら、こういうタイプの女優さんがいいな、なんて思ったり。Cecilieさんがこの曲の歌い手に選ばれたのがなぜか分かる気がしました。とっても意志の強そうな声なんだもの。逆境でも絶対負けなさそう。
エッセンのルドルフ(でTodもやってる)Jesper君は、スウェーデン語でTodのパートを歌いました。(おお!そういう趣向で来たか!と思いました。)彼はスウェーデン人なんですよね。彼のTodは初めて聞いたけど、これもいい感じ。Rudlufのときとは、声、歌い方をかなり変えてます。いいですね〜〜 そのうちウィーンにTodで登場なんてこともあるかもしれません。


"Schwarzer Engel" - Maike Boerdam

1幕始めの方で、Sissiが空中ブランコで死にかけて、生き返った後に、Todに向かって歌う曲です。そのエッセンバージョン。歌うのはMaikeちゃんでした。こういう若い、なんの悩みもなかった頃の曲は彼女の土壇場かもしれない。なんかこう…、ぴったりなんです、かわいいし♪ エッセンのパンフ等ではタイトルが"Schwarzer Prinz"になっていましたが、今回のパンフでは"Engel"に。「王子」から「天使」にタイトルを変更したのかな?今回、アレンジも、♪Mama, Wenn ich alter waer〜のバージョンとは低音部がかなり違ってるんだ、ということに気づきました。これもハイライトCDに収録希望。


"Boote in der Nacht" - Pia Douwes / Viktor Gernot

初演のPiaさんとViktorさんのペアで、たっぷりと聞かせてくれました。このコンビで聞けるなんて、非常に嬉しかった。最初の方で、あんまり出てこなかったのでね、Viktor。彼が歌ってくれてよかった〜。
この曲、悲しいというか、寂しい情景ではあるんですけど、実のところこういう状態にある夫婦は多いと思うんですね。現実には、理解しあえてなくても、うまく、つかず離れずやっていってる人たちがほとんどだと思うのですが、そういう内面部分を歌にしてしまったというところが秀逸と思います。実際、書きにくいと思う、こういう状況って。でもね〜、こういう曲って、癒しになると思うんですよ。悩みごとを聞いてもらったような、打ち明けたような気分になれて。私はハッピーな曲より、こういうのに惹かれるなぁ。というわけで、大満足させてもらいました。

※ここで、ウィーン再演?の話が出て、お客さん大熱狂。(いつやるの!??)


"FRAGEN"

"Alle Fragen sind gestellt" - Ensemble

アンサンブルの何重唱にもなったコーラスの聞かせどころ。ドイツ語とこういう曲って、非常にはまります。Kitsch!の前奏は、Konzerthausのパイプオルガンを使った生演奏だったのですが、こっちは違ってました(シンセだったのかな)。また弾いてくれたらよかったのに〜!この曲、短いけれど大好きです。一度コーラス隊に入って歌ってみたい。


"Ich gehoer nur mir" - Pia Douwes, Maya Hakvoort, Kata Janza, Maike Boerdam, Maki Ichiro, Cecilie Nerfont

6人のエリザベートさん勢揃い。これは壮観でした。各国の一番見せ所(予算のかかってる?)の衣装でご登場!のようでした。JanzaとMaikeはハンガリー戴冠式のドレス、Cecilieは北国の人らしく毛皮の襟のコートにマフと帽子という衣装。そういえば、Elisabethさんのそういう肖像画がありましたね。他の3人は1幕最後のドレス姿でした。ウィーンのツタ(海草?)のついたドレスを着ていたのはMayaさんで、Pia さんのドレスはオランダのもの、かエッセンのもの(今思ったんですが、ひょっとして、同じドレス?@オランダとエッセン)だと思われます。それぞれ各国語で歌われましたが、最後の部分はドイツ語での合唱でした。歌った順は、Maki Ichiro Cecilie Nerfont Kata Janza Maike Boerdam Maya Hakvoort ここで、再度少しずつ歌って、最後に Pia Douwes。
最後はNur Mir は高く上げる人と、5度で押さえる人がいて、ハモってました。


FINALE

"Der Schleier faellt" - Felix Martin, Thomas Borchert, Szylveszter Szabo, Stanley Burleson, Uwe Kroeger, Pia Douwes, Maike Boerdam, Maya Hakvoort, Cecilie Nerfont, Maki Ichiro, Kata Janza & Ensemble


エピローグの一番最後の曲です。コンサートもこの曲でしめくくりとなりました。
UweとPiaがいつものフレーズを歌いはじめるのですが、そこにカウンターメロディとしていままで聞いたことのないフレーズがかぶさります。これを歌っていたのはFelixとMaya。この日のために新曲を書くとか書かないとか、いう話を聞いたような気がしますが。これのことだったのかしら?このニューフレーズ、Mayaさんの暖かみのあるいい声が心地よいです。 


"Zukunftsseelen" - Alle Mitwirkenden

一番最後に全員で歌われたのはこれ。短い曲なんですが、新曲?(これがウィーン再演の新曲だったりして。)ずいぶん明るい感じの曲で、さっきのカウンターメロディと似た雰囲気なので、関連があるのかしら?とも思うのですが、・・・よくわかりません。再演に向けての布石だったらいいのになぁ〜〜。”未来の魂へ”ってシシィの詩からとったんでしょうね。

最後に全出演者が並び、Kunzeさんも舞台に上がって、花束贈呈などもあって、ますます盛り上がります。これだけの顔ぶれがずらりと並ぶと壮観です。あとは延々と続くカーテンコールの嵐、でございました。

一曲、一曲、拍手が続いて、すごい盛り上がりだったので、予定時間をすっかりオーバーしておりました。




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