快感カービング理論 その1

カービングによる大回りでの脚の使い方と感覚

外脚の足裏の荷重点からターン内側の肩の線への軸のイメージ、 ターン弧はにしたがって弧の中心が円錐の頂点になるような、 スピードとターン弧のマッチング。

股関節から下の脚の柔軟性は足裏から股関節にかけての筋肉のイメー ジは縦方向に柔軟であるが、前後(進行方向)左右(ターン内外)に は固定された(スキーのサイドカーブに追従していく)イメー ジをもつ。自動車やオートバイのショックアプソーバに似た動き をイメージする。
雪の状態や雪面状況によって柔軟に対応しなければならないが、 関節は堅く使う。

股関節から上の部分(上体)は円錐の斜辺に沿った体軸を作り、 谷回りでは外傾を作る。
フォールラインからは外傾がなくなり、山回りは内傾をつくる。
しかし、切替にむけてその時間は短い。

足裏に感じる荷重点の移動は、ターン山回りで外脚くるぶし下で ビンディングヒールピースの前後の40cmのあたりでターン弧を 作って(トレースする)いくイメージでいく。
最後まで踏むが一瞬で切替のポジションに移行する。
または、最後に一瞬踏んだ反力でポジションを移行する。
スキー板に蓄えられたたわみのエネルギーの開放で、切替のスペ ース中に加速する。

切替は斜度によって、板を雪面にフラットにするイメージである ことが望ましいが、スピードに比例して外エッジから外エッジの 場合もありえる。ただし、山脚の外エッジで立ち上がるイメージ はあるものの、シザースに板を走らせるのではなくターンの延長 で外エッジが有効となっている状態になるというイメージを持つ。
先ほどまでのターン外脚を開放していくと、山脚に荷重が移動す るが、人間は片足で立った場合内足側に荷重が集まるような骨格 構造になっており、自然に山脚の内エッジに荷重が移動する。

したがって、舵取り早期からの谷回りでのエッジングが可能とな るが、ここで注意すべきはスピード、ターン弧に見合った外脚荷 重量を発揮し舵取りが始まったうえで舵取りを継続することであ る。

ターン外側への荷重不足状態で体軸、重心をターン内側に移動させ ると、内側への過荷重、過内倒が発生しうることの想定は困難で はない。

ターン外側への十分な荷重の感触(遠心力に対する反力、雪面抵 抗)を感じ取ったらターン内側への体軸の移動を、体軸の回旋を 併せておこなう。また、前述したとおり体軸の回旋は舵取りのフェ ーズによって順次回旋量が変化させる。

つづく

文章の感想はDr.コオニまで