ヘルペス脳炎
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まず、お断りしておきますが、「ヘルペスにかかったようなのですが、どうしたらいいですかアドバイスお願いします」というメールがよく届くことがあります。
しかし、このサイトの趣旨は、「脳炎・髄膜炎にかかられた方、ご家族の方の情報交換・交流の場」です。

これは、家族、恋人、幼いわが子が急に痙攣を起こし、生死をさまよい、その中で命が助かった方、お亡くなりになった方、また重度後遺症になられている方や、その家族の方々の意見交換や悩みを語り合う場を目的としているということです。

申し訳ありませんが、ヘルペスウイルスに関する一般的な質問事項に関しては、お返事いたしておりませんので、あらかじめご了承ください。




  ヘルペスとは?

ヘルペスは小水疱・小膿疱が群がってできた状態の疱疹のことです。

ヘルペスと聞くと性行為で感染する病気と思い浮かべる方が多いようです。しかし、そうではないのです。ほとんどの人が、知らない間に乳幼児期に感染しています。ところが、初めて感染したときに症状がでないことが多いのです。ヘルペスウイルス感染症には、口唇ヘルペス(熱の花)・性器ヘルペス・水痘(みずぼうそう)・突発性発疹などがあります。

単純ヘルペスウイルス1型は成人の約90%、単純ヘルペスウイルス2型は約20%、水痘帯状疱疹ウイルスは約95%、EBウイルスは約25%、サイトメガロウイルスは約70%の人が初感染後、保有(潜伏感染)しています。


- ヒトヘルペスウイルスの分類 -

名称
略称
正式
名称
潜伏感染部位
関連疾患

単純ヘルペスウイルス1型

HSV-1

HHV-1

神経節

歯肉口内炎、角膜炎、口唇ヘルペス、脳炎、新生児ヘルペス

単純ヘルペスウイルス2型

HSV-2

HHV-2

性器ヘルペス、脳炎、新生児ヘルペス

水痘帯状疱疹ウイルス

VZV

HHV-3

水痘、帯状疱疹

EBウイルス

EBV

HHV-4

リンパ組織

伝染性単核球症、日和見リンパ腫、バーキットリンパ腫、上咽頭癌、胃癌

サイトメガロウイルス

CMV

HHV-5

分泌腺、リンパ網様系細胞、腎臓など

肝炎、肺炎、骨髄抑制、網膜炎、腸炎など

ヒトヘルペスウイルス6型

 

HHV-6

突発性発疹症、発疹、肝炎、肺炎、骨髄抑制、脳炎、慢性疲労症候群(*)など

ヒトヘルペスウイルス7型

 

HHV-7

突発性発疹症、脳炎

ヒトヘルペスウイルス8型

KSHV

HHV-8

リンパ組織

カポジ肉腫など

* テレビ朝日「素敵な宇宙船地球号」 バックナンバー → 2005/12/18 [第409回] 「シリーズ ミクロの生命体 Vol.2 あなたもすでに感染している! 人体に潜むウイルスの脅威」

 

分娩時に性器ヘルペスを発症している時は帝王切開しないと、赤ちゃんに感染して大変なことになります。

それとあまり知られていないのが、口唇ヘルペスを発症している人が赤ちゃんにキスしたり、口唇ヘルペスを触った手で赤ちゃんに触ると感染することがあります。

ヘルペスウイルスは感染力が非常に強いので、食器などに付着してから、3〜4時間も生存しています。
みなさん気をつけましょうね。

とにかく、ヘルペスが発症したら早めに治療! かかりつけ医に相談してください。

抗ウイルス剤については、『お薬110番』をご覧ください。

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