− 意識レベルの評価 −

 ■ JCS (Japan Come Scale)

覚醒(目を覚ますこと)の程度を9段階で表し、数値が大きいほど意識障害が重いことを示しています。


T.刺激しないで覚醒している状態 1.ほぼ意識清明だが、今ひとつはっきりしない
2.見当識(時・場所・人の認識)に障害がある
3.自分の名前や生年月日が言えない
U.刺激すると覚醒する状態 (刺激をやめると眠り込む) 10.普通の呼びかけで目を開ける。「右手を握れ」などの指示に応じ、言葉も話せるが間違いが多い
20.大声で呼ぶ、体を揺するなどで目を開ける
30.痛み刺激をしながら呼ぶとかろうじて目を開ける。「手を握れ」など簡単な指示に応じる
V.刺激をしても覚醒しない状態 100.痛み刺激に対し払いのけるような動作をする
200.痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる
300.痛み刺激に反応しない


* 乳幼児の意識レベル判定法

T.刺激しないでも覚醒している状態 1.あやすと笑う。ただし不十分で、声を出して笑わない
2.あやしても笑わないが、視線は合う
3.母親と視線が合わない
U.刺激すると覚醒する状態(刺激をやめると眠り込む) 10.飲み物を見せると飲もうとする。あるいは乳首を見せれば欲しがって吸う
20.呼びかけると開眼して目を向ける
30.呼びかけを繰り返すと、辛うじて開眼する
V.刺激をしても覚醒しない状態 100.痛み刺激に対し払いのけるような動作をする
200.痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる
300.痛み刺激に反応しない

 

 ■ GCS (Glasgow Come Scale)

開眼、言葉による応答、運動による最良の応答の観察項目について、それぞれ4、5、6点満点で判定し、各項目の合計得点を指標としています。

3〜8点が重度、9〜13点が中等度、14、15点が軽度。 


大分類
小分類
スコア
A.開 眼 自発的に目を開ける
声をかけると目を開ける
痛み刺激によって目を開ける
目を開けない
B.言葉による応答 だれか、どこか、いつかに答えられる
会話が混乱する
まとまりのない言葉が出る
言葉にならない声だけが出る
言葉が出ない

C.運動による最良の応答

指示に従う
痛み刺激の場所に手足をもってくる
痛み刺激から逃げる
体を異常に曲げる
四肢を伸ばした状態
まったく動かない


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