Music Tide (LOVE FM 2003/11/8 オンエア 第1週目)
DJ : ハービー山口 GUEST : Rose Unlimited

第2週目のオンエア内容はこちらからどうぞ。

その@ 田村玄一インタビュー H : ハービー山口 G : 田村玄一


H :今週のMusic Tide、また素敵なお客様をお迎えしています。スティールギター、そして
スティールパンを今日お持ちいただきました。大変珍しい楽器です。田村玄一さんです。
よろしくお願いします。
G :あ、どうもこんにちは、よろしくお願いします。
H :今日はハワイ的なTシャツの柄で。
G :あ(笑)アロハシャツすね、これは。
H :あちらが好きなんですか。
G :あ、好きですね、ハワイは。大好きです。
H :ま、スティールギターにしろ、スティールパンにしろ、南国っていう印象がありますけど、
そのルーツはやはりハワイとか。
G :そうっすね。
H :スティールパンはジャマイカ。
G :パンはね、ジャマイカのちょっと下にあるちっちゃな島で、トリニダード・トバゴっていう国が。
H :それ、独立国なんですね。
G :独立国です。イギリス領ですけど。
H :ほおー。そこのオリジナルの楽器ですか。
G :そうですそうです。ここ近年…民族楽器としてはいちばん新しいですね。
H :たいへん透明な音がするんですけども、ちょっと、ちこんちこんてやってもらって。
それはどこを押せばドの音、どこがレの音って決まってるんですか。
G :あ、決まってますね、並び方が。
H :そうすると、セットする並びはもう決まってるわけですよね。
G :そうですね。
H :スタンドに立てますよね。
G :はいはい。
H :それは自分に向かっていちばん手前が。
G :こういう形になる。
H :なんとかって決まってるわけですね。
G :ここがいちばん低い音で、レなんですよ(♪)今ね、吊るさないと音がちょっとこう、
H :出ない。
G :うん、ソファーにミュートされたりなんかしてるけど、(♪)で、隣りが、えっと、ラなんです。(♪)
で、こっちの隣りが、ソなんです(♪)
H :それ、不規則なんですね。
G :音楽的に言うと、@ドがCドとDドに挟まれてる。
H :あー。
G :なので、あの、倍音が出やすいというか。で、内側叩きますと、おんなじレのオクターブ上になってる。
H :ええ。
G :(♪)(♪)
H :じゃ、さらにオクターブ?
G :これもそうです。(♪)
H :へえー。
G :で、この低いレを叩いても、実際は高いレも鳴ってる。
H :鳴ってる。
G :それがあのー、ふくよかな倍音になって出てくる。
H :それが個性ですね。
G :そうですね。
H :はあー。非常に透明感のある音ですね。うーん、そうなんですか。でも覚えるの難しいですね。
G :(笑)ええ、そうそう、でもね、わかりやすいですよ。(♪♪)
H :うーん。それか、じゃあ今オクターブやってもらって、その上のオクターブまで出ます?
G :うん、出ますね、うん。2オクターブと半分くらい。
H :2オクターブ半。
G :真ん中へんのこのちっちゃいのは、面積がちっちゃくなればなるほど、高い音になるんすよ。
H :高い音になる。
G :うん。で、低い音になればなるほど、広い面積が必要になる。だからスティールパンって、何種類も音域があるんです。
例えば、オーケストラでいえば、バイオリンから、ビオラ、チェロ、コントラバスってあるじゃないですか。で、ベースなんかはね、
おんなじ直径のドラム缶を使ってますから、音が二つしかなかったり。
H :ふーん。
G :で、これがいちばんトップっていうか、高い音域を持ってるスティールパンなんで、
オーケストラでいえばバイオリンのような、メロディ、おもにメロディを、
H :メロディを弾く。
G :はい、そうです。
H :あの、メロディといえば、先ほど楽譜をちらっと拝見しましたけども、あんまり五線紙に楽譜の音が書いてなくて。
G :それはねえ(笑)
H :コードだけ書いてあるんですけど。
G :それはあのー、やっぱり、出がクラシックじゃないしね(笑)もともとあの、ロック畑、今もそうだと思ってんですけど、
なのでね、コード譜だけでやっちゃうんですよ、どーしても。
H :アドリブしてる。
G :あ、もちろんあの、もちろんアドリブですね。その時の感覚っていうか。
H :で、あとは覚えてて、コードだけ確認しながらメロディを追ってる。
G :いい意味で適当なんですね。
H :あー。
G :で、悪い意味でも適当。

そのA Rose Unlimited 吉田孝&田村玄一トーク Y : 吉田孝 G : 田村玄一

Y:あの、今日はたまたまあのー、お願いした楽器がスティールパンていうことなんだけど。
G:うん。
Y:今ほら玄ちゃんは、あのー、ここ数年はもう、ハワイアンどっぷり。
G:あー、そうだね、ほかもやりつつ、ハワイアンは結構欠かさずって感じ。
Y:あれは特に、夏になるとやっぱりどーんと、イベントとかでこう。
G:あー忙しいね、かなりあるねー。
Y:あと春先とかのレコーディングとかで、そんな感じで。
G:そうですね。
Y:で、だいたい山内雄喜さんとか。
G:そう、やっぱりね、山内雄喜さんと、大昔会ったことがあって。
Y:だよね。
G:サンディーがらみなんだけど、それで時がかなり経ってですね。
Y:どーんとブランクがあるんですよね。
G:どーんとブランクがあって、つい5、6年前に再会してからというものは、もうハワイアンにはまりっきりでしたね。
Y:じゃあ、その20年前くらいの時っていうのは、まだそんなスラッキーギターのこう、
G:うん。
Y:深い世界とか、そういうところにはこう、
G:まだ行っ…そうだね。
Y:首つっこんでなかったわけだ。
G:あ、えーとね、つっこんではいたんじゃないかな、そのころ。
Y:ふーん。じゃあ再会して、何でにわかにこう、ハワイアンにどっと。
G:それはね、えーと、やっぱライ・クーダーとか好きだったから。で、ほら「CHICKEN SKIN MUSIC」の。
Y:やっぱそうだね。「CHICKEN SKIN MUSIC」の中に…
G:あの中にギャビ-の歌が入ってるじゃん。
Y:特にB面のね。
G:そうそう。あの…あー、アナログの時代だわね、B面の。
それの、アッタ・アイザックスとギャビー・パヒヌイのスラックキーギターがどーしても気になるわけよ。で、弾いてみるんだけど、
で、チューニングまでは解明したのよ。なんだけど、ポジションがわからないっていうかね。
Y:なるほどね。あの、「Yellow Roses」のエンディングの音がね、あの玄ちゃんとアラニさんが2人でやった時に
ちょうど同じ音がね、聞こえたんだよね。
G:うんうん。
Y:ああそうか、スラッキーってこういうもんかって、初めてあん時にね、わかったような気がして。
G:で、それでアラニさん…アラニさんていうんですけど、山内さんのこと。
山内さんがそういうのをこう、いろいろ教えてくれるじゃないですか。こりゃあちょっと、食らいついて離れないようにしようと。
Y:スッポンのように。
G:それで、彼がもう20数年くらいやってたパイナップルシュガーハワイアンバンドっていうのがあって、そこにもう僕入っちゃったの。
Y:あ、そうなんだ。
G:入れてって、やらしてくださいって、ギャラ要らないからって(笑)
Y:あ、そういえばほら、高橋渡さんてなんかオリジナルメンバーに。
G:うん、いるいる。
Y:いますよね。彼も昔ね、2度ほど会ってるんですよ。
G:あ、そうなんだ。でね、そういう山内さんとずーっと一緒にやってるじゃない。
で今年ね、今年っていうか去年一緒に2人でライブやったんですよ。で、その時の感じで何かアルバム作りたいなって、
それで今年7月に出たんですけど、Lagoon、Lagoonてユニット名にしちゃったんですけど。
Y:あ、またひとつ増えた(笑)
G:増えた(笑)これで10コくらいになった。
Y:(笑)
G:Lagoonてユニットの「Calm&Swying」ってタイトルのアルバム出したんですけど、
これはまたね、ハワイアンエキゾチック系で。で、山内さんてスティールギターのめっちゃくちゃキャリア長いじゃん。
で僕もスティールギターだから、ダブルスティールギターで。そういうしゃくなこともやってるわけ(笑)
Y:しゃくなこともね(笑)ダブルスティールもありーの。
G:ダブルスラックキーもある。
Y:ダフルスラッキーもありーの。まあ引き出し多いからね、ほんとに。
G:ええ、まあ、ぜひお願いします。
Y:多いね。
G:(笑)
Y:ぜひLagoonを聴いていただきたいと思いますね。それのついでにローズの「Bloom」も聴いていただければと思います。
G:ともにがんばっていきたい。
Y:広く世の中に訴えかけちゃったりして(笑)ま、ともに世の中にね。
G:来年なんか、でも、もっとローズでどんと出ればいいのに。
Y:そうね、この状態でずっと続けていければね。だから来年も続けてアルバム出して、バンドの活動もこういうふうに続けて、
やっぱ2年くらいこういうことをやっとかんといかんなと。
G:そうだよ、そうだよ。ま、じゃあお互いがんばりましょう。
Y:がんばりましょうね、老骨ムチ打って。
G:おし。
-Fin-


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