2002/10/19(土)DEE'S HALL EVENT #4
GEN TAMURA PRIVATE LIVE /w YUKI YAMAUCHI


LIVE REPORT
 ついについに、待ちに待ってたソロライブ!今回の会場であるDEE'S HALLは、表参道の裏道の、わりと大きな家が立ち並ぶところをひょっこりと横に入ったところにある、隠れ家のようなギャラリー。開場時間よりちょっと早めに着くとまだ誰もそれらしき人の姿なく、こっそりとガラス張りの建物の中をうかがうと、リハーサルしてる玄さんとアラニさんの姿が見える。スティールの音が外にもれて聞こえる。楽しみは本番まで取っとくべく、開場時間となるまで、外の道路にて待機。というか、DEE'S HALLに入るまでの道はつまり私道なのであって、そこにたまってると迷惑になるので。

 時間となっていざ開場。実は気が急いていて気づかなかったのですが、入口にて玄さんのお手製スパムむすびが300円で売られていたのでした。限定30個。気がつかず通りすぎた私の分も買ってくれたお友達に感謝。
 中は教室くらいの広さで白い壁。入ってすぐのところに、玄さんの使うギター3種類、ペダルスティール、ぴっかぴかのスティールパン、アラニさんのギターとスティールギターが置かれていて、それをL字に囲むように、前の方に3〜4列の座布団というか、そんなのと、後ろは椅子とテーブルがありました。ギャラリーなので段差もなくて、いつもは見れないペダルスティールの足さばきも見れるというので、前の方に席を取りました。

 ほぼ時間通りに開演。玄さんが一人で登場。白のシャツにジーンズ、グリーンのスニーカーというラフなスタイル。お客さんの視線を一身に集めて少し緊張してるかも?しーんと静まり返った会場に、まずはスティールパンの音が弾ける。カーペンターズの「CLOSE TO YOU」。こんな近くでスティールパンを聴くのは初めて。音がキラキラして、光の粒を撒き散らしてるような感じ。今回使用したスティールパンは新調したもので、底の全体にぽつぽつと穴が開いてるもの。「どうして穴が開いてるかは聞かないでください」だそうです(笑)
 お次はペダルスティール。足元までちゃんと見えるのが嬉しい。それにしても不思議な楽器。構造も音も。初めてメトロのライブに行った時、この音がどこから鳴っているのかわからなくて、思わずキョロキョロと周りを見てしまいました。え、まさか座ってなんかやってるけどあそこから出てんのかいこの音、とビックリしたもんです。そんなことを考えながら見ていると、次々に楽器を持ち替えてライブは進む。全体にゆったりした曲の構成。これが心地いい。

 7曲めから、アラニさん登場。アラニさんを拝見するのは、去年の7/20のライブ以来。トレードマークになっているパラカシャツにジーンズ。相変わらずの優しそうな笑顔で、嬉しくなっちゃいます。今日初めてアラニさんを見た人も、きっとアラニさんが好きになったはず。玄さんとアラニさんの掛け合いも楽しい(笑)アラニさんに「田村玄一さん」と呼ばれて、「やめてよ、さん付けは」と言い返すのがオカシイ。 アラニさんがやたらとゴンチチのことを言うと思ったら、アラニさんのすぐ隣りに座ってにこにこ見てるのは、よく見たらチチ松村さんでした。サングラスしてなくて気づかなかった(笑)

約15分の休憩をはさんで、再び玄さんが登場。「雨が降ってきましたね。晴れ男のはずなんですけど」「某バンドに強烈な雨男がいますけど…MトロFルスっていう…」ははは。
 スパムむすびは、この日の朝8時に起きて炊飯器のスイッチ入れてまた寝て、10時に起きてスパム炒めて作ってきたそうです。ありがたくいただきました。ゴハンとスパムの配分を考えて作ったはずなのに、ゴハンの方が余ってしまったとか、スパム買うときに、この一缶で何枚取れるかと5分くらい考えたとか、そんな話してたのに、演奏する時はすげーカッコイイ。(いや話してるときもカッコイイですけど)いつも思うけど、玄さんは横顔がとてもセクシー。色気あります。とあるインタビューで玄さんのことを「いい意味でエロを感じる人」と言ってたのは、Little Tempoの土生剛さんでした。同性から見てもそうなのね。
 Panもスティールも、玄さんの音だから好きなんだなあと実感。いくつか、国内外問わずスティールパンのCDを買ってみたけど、やっぱり違う。聴いててもあまり頭に残らないというか。玄さんの音は誰のものより印象的。

 大好きだという「海の上のピアニスト」のメインテーマ曲をスラックキーギターで。ロンサムストリングスの次のアルバムに入れるために作ったという曲「Bear creek song」も本邦初公開。現在レコーディング中だそうですが、ロンサムの次のアルバムも待ち遠しい。今年の3月に発売されたパイナップルシュガーのアルバム「P.S」に収められてる、玄さんの曲「Pagoda」もやりました。とてもキレイな曲。未聴の人はアルバム買って聴くべし。
 再びアラニさんも呼ばれて登場。前から見たかった、2台のスティールギターの共演!「My little grass shack in KEALAKEKUA,Hawai'i」では、歌が一夜漬けというより、「さっき初めてやったばっかり」で玄さんが「じゃ、メインボーカルを山内雄喜さんで」と言うと「やめてよ」と速攻でしかも真顔で言うアラニさん(笑)ちなみにふにゅふにゅ歌ってたところの歌詞は何て歌ってるかと言うと、♪Where the Humu humu nuku nuku apua'a goes swimming by  です。
 12/4、横浜サムズアップで、玄さん、アラニさん、高田漣くんの3人でトリプルスティールギターをやるそうで、これまたすごいことになりそう。

 アンコールでは、イントロ聴いて嬉しさのあまり鳥肌立ちました「Hi'ilawe」は私も大好きな曲です。有名過ぎるハワイアン・トラディショナルソング。ハワイアンを聴くようになって、一番に歌詞を覚えた曲でした。玄さんが歌うのは初めて聴きました。感動。
 最後の最後は、「星に願いを」をスティールパンで。最後をこんなふうに終わるなんて、ズルイ!参ったなー、こんなもん見せられちゃ、惚れ直しちまうじゃないですか。
2時間あまりのステージだったけど、やっぱり短く感じました。楽しい時はあっという間に過ぎる。だからまたいつかやってほしいです。次があることを期待しつつ。
玄さん、アラニさん、たくさんたくさん、MAHALO!!
(2002.10.23up)


SET-LIST
  ・1st Stage
 1. Close to you (Steel Pan)
 2. Fool on the hill (Steel Pan)
 3. Cross Current (Pedal Steel)
 4. Yellow roses (Pedal Steel)
 5. Slackkey#1 (Slack key guitar)
 6. Ke ao nani (Slack key guitar)
 7. Exotica (Steel Pan)
 8. Quiet Villege (Steel Pan)
 9. Lei no kaiulani (Slack key guitar)
  ・2nd Stage
 1. Pedal steel 即興 (Pedal Steel)
 2. 海の上のピアニスト (Slack key guitar)
 3. Bear creek song (Weissenborn)
 4. E mamae (Pedal Steel)
 5. Maunakea (Pedal Steel)
 6. Ei nei (Slack key guitar)
 7. Pagoda (Slack key guitar)
 8. Pua melie (Slack key guitar)
 9. My little grass shack in KEALAKEKUA,Hawai'i (Pedal Steel)
  ・Encore
 1. Dance of whales (Steel Pan)
 2. Hi'ilawe(Slack key guitar)
 3. 星に願いを(Steel Pan)

*** ソロライブ記念ページはこちらからどうぞ。 ***
↓玄さんのコメント&LIVE PHOTOがあります。

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