第10回 井出駅から大平まで
六地蔵公園から見た思親山と富士山
東海自然歩道第10回目は会社の同僚A君といっしょに歩いた。
平成12年12月5日(火)早朝、A君の車に乗せてもらい川崎の自宅から身延線井出駅まで行った。駅前に車を置いて8時40分二人で歩き出す。富士川の橋を渡り、向田に向かう。途中、六地蔵公園に立ち寄る。思親山がピラミッド形に聳えその後に富士山がすっきりと立っていた。ところが、六地蔵はどれも首がない。孫を連れたおばあさんがいて、聞くと3年前のある夜何者かによって首が斬りとられ未だ行方がわらないと言って嘆いていた。とんだ罰あたりがいたものである。
鯨野を経て徳間へ。標識を見落とすこと一回、標識の方向表示の違いで迷うこと一回、15時10分ようやく徳間に着いた。橋のたもとの橋本屋に泊まる。この宿は手打ちそばが名物、それを食べ、「七賢」と「笹一」を飲みながら烏鷺の対戦となる。その部屋には次の俳句を入れ込んだ額が掲げられていた。
仕つけ畑こぼれて咲けり蕎麦の花
もてなしのきざみ茗荷の手打ち蕎麦
大巌のかげにて鮎の焼かれけり
神棚に臼と杵との半夏雨

翌6日(水)朝7時40分橋本屋を出発、この日もよく晴れた。奥山温泉9時20分、赤や黄色の紅葉がまだ残っていてなかなか見ごたえがある。田代峠11時、山を下りて大平バス停13時40分。14時15分のバスで興津駅に出る。電車を乗り継いで井出駅17時20分、そこから再びA君の車に乗せてもらい帰途についた。