第21回 定光寺駅から大安寺まで

木曽川のほとりに立つ犬山城

東海道自然歩道第21回目のウォーキングは第20回目のウォーキングからほぼ7ケ月が経過していた。今回は単独行だった。

平成15年4月10日(木)新横浜から新幹線に乗り、名古屋で中央本線に乗り換え、定光寺駅には8時55分に着いた。側を流れる庄内川は水嵩を増し岸の桜はまだ花を残していた。
9時から歩き出す。すぐ山の道に入る。玉野公園を経て桧峠へ向かう。いたるところみつばつつじが盛りであった。桧峠の所在も分からないうちに道樹山への登りとなり、頂上についたのが11時、頂上に小さな祠があった。見晴しはきかない。いったん下りまた登り返すと弥勒山で頂上に着いたのが11時40分だった。頂上は標高437mで見晴しが素晴らしい。中央アルプス、木曽の御岳山、加賀の白山、能郷白山など遠くの高山が白銀に輝いていた。恵那山、伊吹山地、養老山地も見えていた。それを眺めながら昼食をとる。その間ここは人気スポットとみえて上り下りする人が10人くらいいた。
12時20分下山開始、内津(うつつ)峠へ向かうがこれも所在不明、その上、道を間違え内津神社に下りてしまった。来た道を引き返し東海自然歩道の案内標識を探す。分かりにくい場所に標識を見つけた。その間ロスタイム約1時間、ようやく気をとりなおし、小牧市と犬山市の市境を通過して五條川に下りたのが15時45分だった。五條川沿いに下り16時45分にようやく入鹿池に出た。入鹿池は我が国最大の人工池とのこと、この池を右に見ながら廻り込み17時10分に今夜の宿「レイクサイド入鹿」に着いた。部屋の窓から池の向こうに明治村の建物が見え、しきりに鶯が鳴いていた。

入鹿池、左向かいは明治村

翌11日(金)8時に宿を出発する。8時50分鞍馬山教会の山の上に着く。ここはキリスト教の教会ではなく権現様の教会であった。山を下り四家の集落に着いたのが10時20分だった。丸山池を経て善師野に出たのが11時15分、さらに大洞池11時50分、釣り人が二人いて聞くとへら鮒を釣っているとのことだった。ここのベンチで昼食をとった後、12時20分に出発する。小さなピークをいくつか越えて木曽川のほとりへ下りるのであるが、途中からぽつにぽつりと降り出した。運よく大降りにならなかった。寂光院着13時20分。ここは真言宗の大きな寺院であった。ここから下りて木曽川はすぐである。木曽川の左岸を下って犬山城へ向かう。雨にけぶる犬山城の下のトンネルをくぐり、木曽川にかかるライン大橋を渡る。この橋は歩道がなく車との対面通行はちょっと恐い感じがした。橋を渡ると岐阜県各務原市である。木曽川を隔てて犬山城が高く聳えていた。木曽川に注ぐ大安寺川を4kmほどさかのぼると臨済宗の大安寺である。大安寺着15時45分、今回のウォーキングはここまでとした。大安寺から歩いて30分くらいの所に恩師がお住まいなのでちょっと立ち寄り挨拶した後、名鉄の新鵜沼駅へ出て帰途についた。

どの道もみつばつつじの盛りなる
鶯や池の向こうに明治村
春雨や川辺に高き犬山城