東海自然歩道第7回目のとき、平成12年8月23日(水)の朝、田貫湖でダイヤモンド富士を見ようと待機したが、日の出直前に雲が出て富士山を隠してしまった。
今回3年ぶりに田貫湖を訪れ、平成15年8月22日(金)の朝、そのダイヤモンド富士を見ることができた。前日の晩から湖畔の原っぱにシートを敷き寝袋にくるまって待機した。満天の星空となった。東南の空に火星がひときわ明るく輝き、頭上には天の川が白く流れ、その両側に牽牛星と織女星がまたたいていた。真夜中過ぎ富士山の左の斜面に月が出てきた。右の裾野にはオリオンの三ツ星が垂直に突っ立っていた。
ダイヤモンド富士を撮影しようとしている人々が夜明け前から動きだした。湖畔にいい場所を確保しようというわけである。湖畔には百台以上のカメラの砲列が布かれた。天気は良好、快晴となった。6時7分過ぎ、富士山頂にぴかりと日が出た。いわゆるダイヤモンド富士である。いっせいに歓声があがった。私もこの機を逃さずカメラのシャッターを切った。つづいてシャッターを切りまくった。日の出から10秒以上過ぎると空が明るくなり過ぎてダイヤモンドの輝きは失せてしまった。