第25回 関ヶ原から広瀬橋まで

笹尾山から関ヶ原を望む

東海自然歩道第25回目は関ヶ原の史跡を廻りながら歩く。

平成16年4月6日(火)新横浜6時53分の「ひかり」に乗り、名古屋で乗り換え関ヶ原駅に着いたのが9時50分だった。駅前の案内図を見たり昼食のパンを買ったりして10時に駅前をスタートする。昨年11月17日(月)横蔵寺から東津汲まで歩いたときから5ケ月近く経ってしまった。今回も単独行となった。いい天気になった。
まずはこれまでの終点となっていた丸山烽火場に上り関ヶ原を見下ろす。そこを下りて3つの池を廻り国道の下をくぐって原っぱに出ると関ヶ原最後の決戦地であった。石碑を廻る桜は散り際であった。向こうに石田三成が本陣を構えたという
笹尾山が見える。笹尾山の石田三成本陣跡に登ると、関ヶ原が一望のもとに見渡すことができる。はるか東の彼方に見える桃配山は徳川家康が本陣を敷いた所である。当時の布陣を示す絵図があったので、ボタンを押すと鳴りもの入りの説明の声が流れた。
笹尾山を下りてコースはエコーミュージアム関ヶ原へと進むのであるが、島津義弘陣所趾と小西行長陣所趾に寄り道する。ここの桜も散り際であった。元の道に戻りエコーミュージアム関ヶ原へ向かうが、なかなか東海自然歩道を示す標識が出てこない。沿道の店の人に聞いたらすぐ向こうの茶色の建物がそうだと教えてくれた。エコーミュージアム関ヶ原の見学は無料で、関ヶ原の自然、動物、植物に関する知識が得られる。丁度お昼なので、外のベンチに腰かけて昼食をとる。眼前には頂上に雪を残す伊吹山が大きく立っていた。
12時20分に出発する。ちょっと寄り道すると大谷吉隆の墓、常盤御前の墓があるのであるがこれらはパスして不破の関趾に向かう。「これより中山道」という標識にしたがって進むと不破関資料館があった。資料館の傍の病院の屋敷内に不破関趾の標識が立っていたが、訪れる人とてなかった。そこを後にして松尾山へ向かう。松尾山は293mとたいして高くはないのであるが、階段がつづいて登るのに骨が折れた。頂上に着いたのが14時だった。ここは西軍の小早川秀秋が陣を構えたところで、関ヶ原が一望のもとに見下ろせる。関ヶ原決戦の日の午前中日和見していた小早川秀秋は午後になって東軍に寝返り、山を下って西軍の横を突いたものだから東軍の勝利が決定したという。
松尾山を下りると今須川のほとりの平井の集落に出た。今須川沿いに道を下り、藤古川との合流点付近で藤古川の橋を渡り左岸を行くとやがて牧田川に合流し、今度は牧田川の左岸を行くことになる。土手の川側に桜が一列に植えられていて今が花の盛りであった。広瀬橋に着いたのが16時であった。今回のウォークはここまでとし、大垣駅行17時のバスを待って大垣駅に出た。

咲き誇るニホンタンポポ関ヶ原
青垣の上残雪の伊吹山
人の無き不破の関趾や薮椿