第29回 椿大神社から加太まで

鈴鹿峠から土山方面を望む


東海自然歩道第29回は椿大神社から加太まで、会社の同僚A君といっしょに歩いた。

平成17年11月29日(火)曇
新横浜9時台の新幹線を利用して名古屋へ、そこで近鉄に乗り換え湯ノ山温泉に出た。御在所ロープウエイで御在所山(1212m)に登る。前回も登ったが頂上は雲の中で眺望は全くきかなかった。今回は曇りではあるが、四日市の海も周囲の山もよく見えていた。
山を下りて今夜の宿グランドホテル向陽に16時到着、部屋の窓から見える
山の紅葉が素晴らしかった。夜は例によって烏鷺の対戦となった。

11月30日(水)曇
8時タクシーで前回の歩きの終点である椿大神社に出る。途中、前回歩いた紅葉の名所楓谷に寄った。紅葉が盛りで、もみじ祭が開催中であった。8時55分椿大神社を出発する。9時25分桃林寺(臨済宗)を通過する。茶畑(伊勢茶)が多く、その向こうに伊勢の海が光っていた。坂本の集落12時、ここの棚田の景は日本の棚田100選の一つである。12時55分石水渓キャンプ場、このあたりの紅葉も素晴らしい。この日の自然歩道歩きはここまでとし、タクシーを呼び関町へ出る。関町は昔の東海道の宿場で、東の追分から西の追分まで1.8 キロにわたって昔の町並みが保存されている。街道筋にある宿屋「お茶新」に2泊する。

12月1日(木)晴
朝8時タクシーで石水渓キャンプ場へ。
石水渓の紅葉も素晴らしい。8時40分から歩き出す。舗装道路を行き安楽越9時40分、そこから右に折れて山道に入る。かもしか高原(555m)10時10分、そこから山女原(あけびはら)の集落に下りて10時40分、句碑が道端に立つ寺院があった。山を越え急坂を下ると12時30分広々とした鈴鹿峠に出た。標高357mで三重県と滋賀県の境にあり、昔は東海道の宿場として東に坂ノ下宿、西に土山宿があった。今は土山方面がよく広け、国道を車が走っていた。
峠から片山神社に下り、さらに坂下の集落に下る。坂下は関町ほどではないが、やはり昔の街道筋の面影を残している。沓掛の集落を過ぎ楢ノ木バス停でこの日の自然歩道歩きを止め、タクシーを呼んで関町の宿に帰った。

12月2日(金)晴
8時タクシーで前日の終点楢ノ木バス停へ。8時15分そこから東海自然歩道に入る。8時45分まがき橋、次のポイントはバンドウ峠であるが標識の方向はそのまま舗装道路を行くことになっている。9時15分次の標識が現れバンドウ峠は過ぎてしまったことになっていた。どうも標識の方向表示が悪いように思った。まがき橋で左に折れて山道に入るとバンドウ峠越えになったようだ。9時15分の標識の方向表示がまた悪い。舗装道路から右に折れて山に入るようになっているが、山に登る道がない。右手に廻っていくような道があるので行ってみたがどうも道が荒れ過ぎていて引き返す。左手にも細い道があり東海自然歩道と小さな標識のあることを発見した。この道を行くとやせ尾根の上り下りをくり返し谷川へ下りた。谷川に沿って下ると、10時30分先程の舗装道路の続きのところへ出た。舗装道路を下ると11時分岐に出た。右へ入る山道が自然歩道で加太不動へ至る道、左の細道は出雲川に沿って加太の板谷へ下る道である。今回の東海自然歩道はここまでとし、加太へ下りた。
加太の山の紅葉も素晴らしい。11時20分関西本線の下のトンネルをくぐり、加太川に沿う国道を下り、11時50分加太駅についた。12時18分亀山行の1輛のジーゼル車で帰途についた。


錦秋の山の湯の町ケーブルカー
茶の花や彼方に光る伊勢の海
石水渓今ぞ紅葉の盛りなる
関宿の師走初めの明けの空
下りきって峠広々小春かな
鈴鹿山紅葉のつづく尾根の道