
東海自然歩道第30回は加太から紫香楽宮跡まで会社の同僚A君といっしょに歩いた。
平成18年5月21日(日)曇
新横浜駅でA君と待ち合わせ、7時53分発の「ひかり」で名古屋まで行き、そこから関西本線に乗り換え亀山へ出た。駅前からタクシーで前回の終点である板屋分岐まで行き、11時10分加太不動に向かって歩き出した。昨日の雨で道にはところどころ水たまりがある。12時10分ひと山越えたところで
昼食休憩した。12時40分再び歩き出し、13時30分不動滝についた。落差は20m弱だが急斜面をどどどと走り落ちる滝で、なかなかの迫力である。そこから上りとなり14時30分「ぞろ峠」に着いた。「ぞろぞろ峠」という標識もあり、どちらが正しいのか分らない。560mとの表示があった。そこから奥余
野森林公園を経て余野公園へ下りる。余野公園には15時30分到着した。ここはつつじの名所ということであるが、花の盛りは過ぎていた。広い草っ原があり、家族連れが遊びに来ていた。まだ日が高いのでもう少し歩き足すことにした。車道を通って草津線の線路を跨いでから三重県と滋賀県の境界に沿って三重県側の道を行く。17時30分伊賀市東湯舟の生玉神社という小さな神社に着き、ここをこの日の歩きの終点とした。甲賀町のタクシーを呼んだが場所を確認できないというので、柘植町のタクシーを呼びこの日の宿である滋賀県側甲賀町のビジネスホテル「山水」まで行く。初夏の夜は蛙がしきりに鳴いていた。
平成18年5月22日(月)曇
甲賀町のタクシーを呼び、7時30分宿を出た。驚いたことに前日電話を受けた運転手で、電話をきってから地図を調べたら生玉神社の場所が確認できたということだった。7時55分前日の終点に復帰しそこから歩き出した。前日につづき県境の林の中の三重県側を行く。しきりに鶯がケキョケキョと警戒警報を発し、ほととぎすがトッキョカケタカと鳴く。8時25分県境を横断する車道に出た。滋賀県側の車道をしばらく行き、8時40分伊勢廻寺(いせばじ)に着く。小さな禅宗の寺であるがここには国宝の仏像を安置するお堂がある。扉は閉ざされていて拝観はできなかった。少し休憩して9時に出発する。
10時明王寺に着く。ここは真言宗の寺で庭園が素晴らしい。老婦人がいろいろ自慢の説明をしてくれたが、先を急ぐといって10時20分そこを出発する。11時昭和池に着く。そこから木の階段の上りとなり、上り着くと甲賀展望であるが木が茂って展望は開けない。甲賀忍者の通り道であった。そこから下りて大沢池11時45分、岩尾池11時55分、ここで昼食休憩とした。対岸の新緑を溶かし込み漣をたてている岩尾池がいかにも山の湖といったいい感じである。
12時40分そこを出発するとまもなく新田の里へ出た。だらだら坂がえんえんとつづき、しきりに喉が渇く。峠近くで小さな流れを見つけ、コップで受けて数杯飲む。そのうまいとこ!峠とも気付かないうちに下り坂となり、14時隼人川にかかる橋に出た。東海自然歩道の標識が見あたらない。迷っていたら作業服の人が川沿いの迂回路を教えてくれた。従来の東海自然歩道が工事中なのであるが、迂回路の表示をちゃんとしておいてくれないと迷ってしまう。14時20分階段の上りとなる。ひとしきり上りがつづき頂上となる。頂上から隼人川の流域がよく見えていた。今度は下りの階段がえんえんとつづき、それを下りきると信楽高原鉄道の紫香楽宮跡駅のすぐ側の踏切に出た。14時55分であった。この日の歩きはここまでとし、15時10分の列車で信楽に出て旅館「平岡家」に泊った。旅館の食器はすべて信楽焼で、宿のおかみが信楽焼の蘊蓄をかたむけてくれた。
平成18年5月23日(火)雨
雨となったがこの日はもともと歩く予定ではなく、信楽焼の見学にあてていた。伝統産業会館に展示されている名工の陶器などを見学した後、窯元廻りをした。お土産に信楽焼の茶飲み茶碗を買った。13時21分信楽発の列車で帰途についた。