
東海自然歩道第31回は紫香楽宮跡から三井寺まで、今回も会社の同僚A君といっしょに歩いた。
平成18年7月10日(月)曇一時雨
新横浜8時53分発の新幹線「ひかり」で米原に向かった。米原で乗り換え草津へ、そこで草津線に乗り換え貴生川へ、さらにそこで信楽高原鉄道に乗り換え終点の信楽まで行き下車した。13時30分であった。駅前の食堂で昼食をとった後、タクシーで陶芸の森に向かった。ところが陶芸の森は休みだったので、陶
芸の森入口にある信楽古陶館を見学した。鎌倉、室町、桃山、江戸時代の信楽焼が展示されていて、見応えがあった。その後、窯元の宗陶苑にタクシーを走らせた。宗陶苑では穴窯、のぼり窯を見学した後、信楽焼の湯呑みを買った。外には大小の信楽焼の狸達が所せましと並んでいた。そこからこの日の宿である平岡家まで歩いた。
7月11日(火)曇一時雨
信楽駅7時36分発の列車に乗る。乗客はほとんど通学生であった。紫香楽宮跡駅7時45分、ここは前回のウォークの終点であり、下車してここから歩いた。8時紫香楽宮跡入口、自然歩道はここから林の中の道に入って行くようにも思えたが、自然歩道の標識がないので、直進した。結果的には自然歩道は紫香楽宮跡の中を通っていたようである。紫香楽宮跡入口のところに東海自然歩道の標識があって然るべきである。9時50分田代バス停、そこから田代川に沿ってしばらく下る。道端に山から流れて来た清水を見つけ喉を潤す。ここから田代川にかかる橋を渡り、林の中をしばらく行くと10時
15分三筋の滝に出た。昨夜の雨のせいで水かさが増し濁っていた。休憩して10時30分出発、太神山(たながみやま)の不動寺に向かう。最後の階段の上りがきつく、汗びっしょりになって一歩一歩登った。12時15分不動寺に到着、この寺は無人で山門と鳥居の両方が参道に建っているのが珍しい。ここで昼食休憩した後、13時に出発した。岩のごろごろした下りがつづく。13時30分泣き不動という石像を通過、13時40分太神川のほとりに出た。そこから太神川に沿う道を下り、14時30分川端で休憩する。暑いのにはまいった。野いちごを見つけ、5、6粒口にいれると
甘酸っぱい。太神川は大戸川に合流し、さらに大戸川は瀬田川に合流する。15時30分瀬田川の南郷洗堰を渡った。下流に太神山につづく山が見えていた。南郷洗堰の傍の喫茶店で休憩する。店の窓から太神山系がよく見えた。16時この店を出発、石山寺の前を通り過ぎ、16時40分この日の宿である月乃家山荘に着いた。部屋から瀬田川がよく見えた。ボート、カヌーが水面を滑っていた。
7月12日(水)曇一時雨
8時10分宿を発ち、まず石山寺に参詣した。紫式部が源氏物語を執筆したと伝えられる源氏の間を拝見、中はうす暗く紫式部が鎮座していた。石山寺というだけあって、大きな岩石が多く、その間に塔やお堂が散在していた。
9時石山寺を出発、9時20分京阪石山寺駅を通過、10時芭蕉の仮寓があったという幻住庵の入口を通過した。この日も暑くて幻住庵への階段を登る気力がなく、幻住庵には寄らずに音羽山への道を急いだ。12時30分音羽山(593m)、頂上から東に琵琶湖と大津市街を見下ろし、北に比叡山が見えていた。比叡山の左に東山がつづき、さらに左に京都市街がつづくがかすんでよく見えなかった。その向こうに西の山々がうっすらと見えていた。
軽食の後13時に三井寺方面へ下山開始、14時逢坂山跨道橋で国道1号線と交叉した。15時20分三井寺到着、門前の売店でそばを食べた。その後で三井寺を拝観する。近江八景「三井の晩鐘」で知られた鐘をつかせてもらった。ただしひとつき300円であった。ごーんという音のあと唸りがしばらくつづいた。17時少し前に寺を出て京阪三井寺まで歩いた。途中琵琶湖の水を京都に引く疎水のほとりを行く。京阪三井寺から電車に乗り石山でJRに乗り換え、米原で18時28分の新幹線「ひかり」に乗り帰途についた。