第34回 原立石から政の茶屋園地まで

東海自然歩道西の起点にゴール


東海自然歩道第34回は原立石から政の茶屋園地まで会社の同僚A君といっしょに歩いた。政の茶屋園地は東海自然歩道西の起点で、東京側から歩いている我々にとってはゴール点となる。

平成19年4月2日(月)曇
新横浜12時57分発の「ひかり」に乗り京都着15時20分、そこで乗り換え高槻に出て駅前の宿に着いたのが16時過ぎであった。街に出て高槻囲碁センターで2局打ったのち居酒屋に寄り、いっぱいやりながら夕食とした。

4月3日(火)晴
高槻駅前発7時52分のバスに乗り前回の離脱点である原立石バス停で下りた。8時10分バス停を出発する。8時25分摂津峡入口、そこから右岸をしばらく下り8時40分右に折れて山道に入る。9時30分萩谷の集落を通過、健脚コースと一般コースとの分岐点では山越えの健脚コースをとった。途中竜仙の滝(落差13m)のところで小休止、一般コースと合流後10時40分車作(くるまつくり)大橋を渡った。舗装道路を30分ほど上ると車作の集落で、掲示板によると「ここは良質のケヤキを産出し天智天皇の御代にそのケヤキ材で御所車を作って献上した所」だという。思いなしか車作の集落には
並ぶ甍に山村と思えぬ風格を感じた。そこからいよいよ竜王山のきつい登りとなる。12時になったので登りの途中で昼食をとり、12時20分登りを再開する。ところが10分ほどで竜王山の頂上についたので、ちょっと拍子抜けした。ここは標高510m、頂上には展望台があり、約90段の木の階段を上ると南側の展望がぱっと開けた。平野の向うに生駒の山々が淡く見えていた。右側にたどると、葛城山系が遠く霞んでいた。晴れると明石大橋まで見えるという。展望を楽しんだ後12時45分忍頂寺への道を下る。忍頂寺バス停13時20分、この日の宿「竜王山荘」はすぐ近くであった。ところが15時20分まで部屋を開けないというので、碁盤と碁石を借用し、ロビーで碁を囲んだ。部屋が開いてから私の高校時代の友人S君(茨木市在住)が到着した。夕方にはA君の大学時代の友人T氏(箕面市在住)も駆けつけて来て、4人で翌日予定のゴールを前に前夜祭とばかり、にぎやかに飲み食べかつ語り、楽しい夕食となった。T氏は奥様が車で迎えにきて帰ったが、S君は我々といっしょに宿泊した。部屋に戻ってから3人でまたも飲んでしまった。


4月4日(水)曇一時小雪小雨後晴
前夜祭で飲み過ぎた。出発は予定より遅れて9時となった。S君が我々を見送ってくれた。
10時泉原(いずはら)の集落入口の素盞鳴尊神社に立ち寄る。集落を過ぎて山道に入る。小雪がちらついてきた。「至政の茶屋」の標識が現れいよいよゴールが近く、北摂霊園への登りとなった。北摂霊園12時、雪は止み南側が開けた場所で昼食とする。12時30分出発し尾根を行く。13時開成皇子墓、開成皇子は第49代光仁天皇の皇子という。ここは標高530mで尾根のピークである。そこから延々と下りがつづき、下り切ったところが政の茶屋園地であった。政の茶屋園地着14時10分、東海自然歩道西の起点を示す標識が立っていた。すぐ側の駐車場脇に桜が一本あり、ほぼ満開であった。
箕面ビジターセンターの人に頼んで二人と標識を入れて記念写真を撮ってもらった。箕面ビジターセンターでは記念写真とさらに「期間平成12年1月9日〜平成19年4月4日」と入れた「東海自然歩道完歩記念」証を発行してくれた。雨がしとしと降り出した。ようやく東海自然歩道を歩き終えたという実感が湧いてきた。

ビジターセンターの人に頼んでタクシーを呼んでもらい、箕面駅に下りる。途中箕面大滝に寄ってもらった。タクシーを下りて滝つぼまで10分くらい歩くのでのであるが、幸いにも薄日が差してきた。箕面大滝は落差が33mと大きく、水量も豊富な堂々たる滝であった。箕面駅から阪急電車で梅田に出て、新大阪16時43分発の「ひかり」で帰途についた。新横浜近くなって、車窓には十六夜のおぼろ月が見えていた。



落椿自然歩道の道しるべ
花盛る自然歩道の西の端
歩き継ぎ二百万歩や春の暮