
「さーて、あのバカ猫も追い帰したことだし、
今日は優雅にクリスマスを満喫するぞー、
っておい!なんだこの郵便物は!?しかも『マニラみかん』ってあからさまに怪しさ漂ってるし!!
なになに、送り主はチャトランさんか。あの人、普段どういう人と取り引きしてるんだ!?
まあいい、せっかくだから開けてみるか。」
ごそごそ

ばーーーーーん!!!!!
「けっ。」
「げ!!!ウンコ!!!!!!あ、手紙が入ってる。」
『親愛なる杉山様、いったいあなたは今までこのコにどういう育て方をしていたのですか?
しつけは厳しくと言ったはずです。
こんなコは私には面倒見きれません。
あなたが責任をもって引き取ってください。』
「・・・・・・」

ぱたんっ!
「!?」
ガムテープでフタをとめてからロープでぐるぐる巻きにして窓の外にポイっ!
「いらねぇや、こんなの。」

「まだなんか動いてるなぁ・・・
あれからもう2ヶ月以上は経っているのに、さすがウンコだ。
まるで『首吊り気球』のヒロインになった気分だよ。」
注)首吊り気球とは
自分の顔した気球が人間を襲うホラー漫画。
気球にはヒモがついていて、これを首をかけられると死んでしまう。
しかし、屋内の人間は襲えないため、その場合は窓の外からこちらを覗き込みながら出てくるまで待っている。