
「ご主人さまーー、たすけてー!おりられないよー」
「よ・・、よ・・、足場が悪いな。
「このバカ!なんで下りられないところまで登るかな。」
「こわいよー」
「しょうがない。今、助けてやるぞ。」
もう少しだ。
手を伸ばしてっと、
ほらウンコ、こっちへ飛び移れ。」


・・・
なーんちゃって」
「なにぃ!?」
ぼきっ
「うわぁ」
どすんっ
足元の枝が折れて俺は尻から地面に落ちた。
「きゃははー、ひっかかったー。」
ウンコは隣りの木の枝に飛び移りするすると下りてきた。
「俺がせっかく親切心で助けてやろうとしたのに、
そういう態度をとるか、お前は。」
俺は無性に腹がたった。
俺は不用意に近づいてきたウンコの尻尾をつかみ、
ぶんぶんと振り回して何度も地面に叩きつけた。

ウンコは血へどを吐きながら謝ったが、俺の気は晴れなかった。
こいつには世間に厳しさをとことん教える必要があるようだ。