八ヶ岳高原便り
6月2日
高原の中を通る道は新緑に包まれている。その中で、オレンジ色のレンゲツツジが鮮やかである。カッコー、ホトトギス、ウグイスがしきりに鳴いている。夜になると フクロウの声も聞こえてくる。
6月6日
仲間3人が集まって毎年恒例の行事となったソバ打ちをした。例年のように、師匠格のH君が石臼で挽いたそば粉、打ち粉、包丁などをを持参し、山荘に保管してある 大なべ、こね鉢や麺棒を使ってソバが出来上がった。揚げたてのかき揚げを付け合わせて、ザルそばやかけそばにして食べた。そば屋で食べるのとは一味違ったおいしさ だった。
6月7日
ソバ打ち仲間と一緒に山荘から車で20分ほどのところにある八千穂自然園を訪れた。樹林帯、草原、お花畑、渓流や湖を巡って1周80分ほどのトレッキングコースが 設けられていた。渓流沿いの赤いクリンソウの群落、カラマツやシラカンバの美しい樹林帯、ベニバナイチヤク草やハクサンフウロの群落などを楽しむことができた。
身辺雑記
6月3日
先月末、島根県の出雲市で松枯れ防除目的で有機りん殺虫剤を空中散布したところ、千人近い子供が目の痛みなどを訴えて大騒ぎになり、結局散布は中止されたという。 このニュースの中で意外に思ったのは、未だ農薬の影響が残っているのに散布区域の中に子供が集団で立ち入ったらしいことである。あるいは、散布区域の中に 子供の登校路が含まれていたのかも知れない。米国などでは、農薬毎に立ち入り制限期間(REI)が定められており、その期間内は(長い場合は数日)散布区域内に入れ ない。散布区域の周囲には緩衝地帯も設けられている。有機りん殺虫剤の場合には特に厳しい規制が設けられている。日本では、なぜREIのような制度が設けられて いないのであろうか。そもそも未だに有機りん殺虫剤を空中散布していることも意外である。ポジテイブリスト制度で残留規制が厳しくなり、もはや農薬の空中散布は 無人ヘリ散布以外は困難であると思う。それに、松枯れ防除剤には樹幹注入剤が開発されている。空中散布よりはコストが高くなると思うが、樹幹注入剤を使用すべきで あった。





松原湖高原のオオカエデ(2008年6月) 高原のレンゲツツジ(2008年6月)
シラカンバの美林、八千穂自然園(2008年6月) クリンソウ、八千穂自然園(2008年6月)
HOME