軽井沢野生動物問題研究会クロスについて
★ご挨拶★
2009年1月25日 設立総会の集合写真 2010年12月26日軽井沢森の詩カルタ完成
軽井沢野生動物問題研究会クロスは、2009年1月に町内を中心とした有志12名(現在20名)で設立した任意団体です。私たちは、豊かな自然環境の象徴としての野生動物と地域社会との、バランスのとれた関係を取り戻すために、野生動物問題に関する情報共有・普及啓発活動を実践しています。
現在、クマ、サル、シカ、イノシシ等による野生動物による被害問題は、全国各地で深刻なものとなっています。人間が自らの生活を守るためには、野生動物を駆除しなければならないのも一つの実情です。しかし、住民の誰とても、本来ならば無益な殺生を望んでいるわけではありません。真に被害問題を克服するためには、籔の刈り払いやゴミ集積所の管理、森林環境の整備など、地域を挙げた整合性のある対策をねばり強く実施していく必要があります。こうした知識や情報を共有し、議論を重ねていくためには、地域のコーディネートが必要です。
そもそも野生動物と人間の共存とは、短期的な捕殺・駆除数の多少ではなく、地域で暮らす住民がどれほど野生動物への知識と耐性を持っていけるか、が基軸となるべきであると考えます。人と人とのつながりを持つ温かい地域社会を取り戻すことで、野生動物による被害問題を克服し、さらに野生動物と地域社会の共存を図るのが本団体の目的です。皆様の暖かいご声援を、心よりお待ちしております。
★軽井沢における活動趣旨★
初夏の浅間山を望む 大日向・追分地区国有林藪刈り活動
軽井沢は、森と人里が重なるという特殊な地域です。それ故に、野生動物と人間の生活の場が重なっており、各種の軋轢が生じています。そこで軽井沢町では、野生動物の個体管理を通じた対策が行われてきました。また、籔の刈り払いやゴミ集積所の管理、森林環境の整備など、地域を挙げた整合性のある対策が必要であると普及啓発が行われてきました。
ところが、具体的な対策を実施するにしても、軽井沢に関わる人々のお立場やご意見は様々です。古くから暮らす人々、近年移住してきた人々、あるいは観光客や別荘客などの存在もあり、またそれぞれ職業や目指す生活スタイルが異なるため、野生動物との関係について価値観や利害関係が一つに定まりません。こうした状況をどうつなぎ合わせていくかが、軽井沢町における野生動物問題を解決するための重要な要因であると思われます。
そこで、野生動物の個体管理だけでなく、野生動物問題に関する話し合いの場を作り、地域のコーディネートをしていく必要がある、こうした考えに共鳴したのがクロスのメンバーです。地元の方とのネットワークを重視し、地域に根ざした仕組みを作るために、軽井沢町議会議員や地元地区役員、長野県職員や観光協会役員、大学教員や児童文学作家、小学校教員や大学院生等、多様な立場のメンバーが集って、相互に役割分担しながら活動を進めています。
改めて考えてみれば、合意形成とは、軽井沢町に限らず全国各地の野生動物問題において、さらには野生動物問題に限らずあらゆる政策分野において、必要な作業です。あるべき公共政策とは何か、まちづくり活動とは何か、官と民の協働とは何か、都市と農村の交流とは何か、そうした幅広い目線を持って議論を重ねていきたいと思います。
★「クロス」という名前の由来★
野鳥の森近辺にできたクマ棚(食痕) 我が家の五女猫のくろすです
クロスとは、軽井沢町から委託を受けたNPO法人ピッキオさんが発信機をつけて行動調査をしているクマの名前です。このクマは、2006年に捕獲され、何も問題を起こしていないということから奥山に放獣されました。当団体理事長の打越が名付け親になる権利をいただいたので、捕獲された順番を示すNo.37の数字を加工し、かつクマをめぐって多様な人々のご縁が「クロス」しますようにという思いを込めて名付けました。
それから3年後、野生動物問題に関わる合意形成を目指す団体を作るにあたり、国有林の中で悠々と生きる熊クロスを想い、かつこれまで以上に多様なご縁が「クロス」しますようにという思いを込めて「軽井沢野生動物問題研究会クロス」という団体名が生み出されました。カタカナ三文字の呼びやすい名前、是非皆様に覚えていただければと思います。
余談ですが、設立の少し前に、打越によって保護された捨て猫は、「くろす」という名前です。まるでツキノワグマのように真っ黒な猫だったので、黒という音と、熊クロスの音をもじって名付けました(ちなみに、同時に保護された白猫は、真っ白なので、「ましろ」となりました)。熊のクロス、猫のくろす、そして団体名のCross…いつの間にやら、クロスという音が集まってきました。これも何かのご縁、ですね。
★組織体制★
正会員 19名 賛助会員 1名
理事長 打越綾子(成城大学法学部准教授)
理事 太田京子(児童文学作家)
理事 柳沢昌隆(前杉瓜区長)
理事 依田寿男(前下発地区長)
理事 土屋芳春(軽井沢観光協会長)
監事 饗場晴雄(軽井沢町中軽井沢副区長)
事務局長 打越綾子
★連絡先★
tel. 090-5587-5377 fax.020-4624-1369
e-mail: karuizawa-cross@mbn.nifty.com
(@マークを半角に変えて送信してください)
事務所住所は、個人自宅にて掲載を控えさせていただくことお許し下さい。
★ご支援受け入れ先・グッズ購入のお支払い先
八十二銀行 中軽井沢支店(352) 普通口座 口座番号472504
カルイザワヤセイドウブツモンダイケンキュウカイクロス
トップページ 組織概要 活動実績 今後の活動 オリジナルグッズ ブログ