これから東京行ってきます。ここへ帰ってくるのは 1/4 の予定。
では皆さま良いお年を。
大掃除というかお片づけ、今年のは今年のうちにー! というわけで実は結構途中で放り出しているえろげがあったりする事実。なので『夏恋 -Karen-』(Purple software) に最後まで残っていた従妹の友達をお片づけ。まあなんだ、『夏恋』の従姉妹三姉妹はお姉さん・ボーイッシュ・無口とつまり柏木四姉妹の上から三人って感じなのですけれども、末の従妹の友達がロリで無邪気でお兄ちゃん大好きなのでなんだちゃんと初音ちゃんもいるじゃねーかというそんなキャラ配置。そういう発想もどうかと思うがそうなんだから仕方がない。
話は中盤ちょっと期待したのだけれども最終的には何のひねりもない。つまりお子様っぽい女の子の年上の男性への慕情は子供のソレかもしれなくて、といっても実際のところ子供のソレと大人のソレが確かに別のものなのかどうか川崎さんにはさっぱりわかりませんけどそれはフィクショナルなロジックとして、でまあ年上の男性としてはそれなりにあしらいつつも最終的には本気になってコトに及ばざるを得ないのが白いパッケえろげの構造的限界。だってえろげだからコトに及ばないわけにいかないし、白いパッケだから子供あしらいの一環として手ぇ出してでもほら夏が終わったら俺は都会に帰るから後腐れなくヤリ逃げとけばいいし! みたいな展開にするわけにもいかない。だーかーらー、といういつもの話であって、DC 版『Happy Lesson』(DATAM POLYSTAR) の何が素晴らしかったかと言うとそれは先生は放課後僕だけのママになるえろさ全開の5人のママ=先生ではなくてアニメ版では実に健全な恋愛模様を展開していたしっかり者のクラス委員長でもなくて同じ施設で育って「お兄ちゃんだーい好き!」でくっついてくる偽妹のその感情は子供のソレと断じつつ、将来ソレが大人のソレに変じる可能性に言及しつつ、しかしあくまでも子供あしらいとして家族同然に慣れ親しんだ彼女と一緒に過ごしていくそういう選択をチトセくんができるということ、すなわちご家庭用の方が話の自由度高いじゃねーかというやっぱりいつもの話。しかしまあこの場合、チトセくんも触れなば落ちん勢いで迫ってくる年上の美女5人とかあからさまに好意を敵意に換えてぶつかってくる良く見ると結構可愛いクラスメートとかではなくて家族同然(というか、家族)の偽妹と一緒にいる方を選んでいるわけで、そんで素直に青田刈りであれば健全だし白いぱっけ的なのですけれども彼そうじゃなくてそうやってあらゆる誘惑を振り切って一緒にいるくせに偽妹が長じて他所の男の子に真実の愛を見つけるんならそれも良いと思ってるんですよね。その倒錯っぷりがまた実に素晴らしい。力づくで実は血がつながっていたことにもつながっていなかったことにもできてしまう PS 版『シスプリ』のお兄様の漢っぷりも素晴らしかったですけど。そういえばリピュアの咲耶は“自分は妹だからお兄様とは結ばれない”が大前提だったわけで、強気と見せかけて実は12姉妹随一の腰抜けっぷりが好対照ですな。
ところでチトセって書いて何か気になったのだけど『絶対幸せ宣言っ!』(eighthnote) ですな。彼女は四季(イチトセ)でしかも名前じゃなくて名字だったわけですが。あとそもそもチトセくんはアニメ版の主人公で DC 版は違ったかもしれないんですが。
年末にせっかく東京へ行くのだから一日早出してムンク展とか地下展とか行こうと休みを取ったはいいが良く見たら国立西洋美術館も日本科学未来館も 12/28 から年末休業であるというかなしみその1。1/2 とかから開けるくらいなら年末最後の平日なんだし金曜日までやっててくれよぅ。ムンク展かなり良さげだったんだが、年明けと同時の勢いで終わっちゃうんだよなあ。この、くそったれな世界に愛をこめる余地なんてありませんよ!>『キラ☆キラ』
そしてその年明け、週の前半北海道で仕事があるのでじゃあ前の週末に飛んで札幌国際でスキー三昧! 土曜日の午後は4時間みっちりスクール受けてそして日曜日は一日遊んで月曜日から気分良くお仕事! と思って宿まで予約したのに良く考えたら仕事でひこーき使うと半券提出しなきゃいけないのでスケジュール通り動かないと死というかなしみその2。この、くそったれな世界に、精一杯の愛をこめる余地なんてまったくありませんよ!!>『キラ☆キラ』
さらに言えば1月には島根へ行く仕事もあるのでせっかくだから俺はこの赤い謎の寝台電車をえら……ぼうと思ったらサンライズ出雲は名古屋に停車しないというかなしみその3。浜松まで迎えにいくか姫路まで追いかけるかしないといかんらしい。帰りだと岡山で上りの富士を捕まえるという意味不明にマッチョすぎる選択肢もないわけではないのですが、正直それはかなり惹かれますが、しかしっ・・・(ざわ、ざわ)。
日本真ん真ん中なのでしょーがないといえばしょーがないのだけれども寝台使うにはつくづく向いてない土地であります。だからこの、くそったれな(以下略)。
そんなわけで年末年始(+α)の遊ぶ予定が片っ端から吹き飛んだ。かなしみのあまりめろん通販で『LOVE』(第二文芸部バンド)を予約してしまう不始末。コミケ行くやんけというツッコミは正当ですが、今年は去年と違って始発で5時間座り込んで企業ブースに突撃する理由がないし(さすがに『キラ☆キラ』はそういう対象ではない)、「手に入りにくいことも含めてインディーズ」という竹の人のこだわりつーかなんつーかも良くわかる話ではあるんですが、コミケで企業ブースに並ぶという行為にどうも割り切れないものを感じる潔癖性の川崎さんなのであります。つーか、一般小売りに卸すんならそっち買って何が悪い。<誰も悪いとか言ってないし。そういえば夏はコミケ合わせ限定 web 通販とかわけのわからんことをやってたえろげ屋があったような気がするがその開き直りっぷりはある意味正しい。
あと、それでも拭えぬかなしみを拭うため『パルフェ〜Chocolat second brew〜』(戯画)あたりに敬意を表してあえて 25 日の夜にクリスマスケーキを買ってきて1ホールむさぼり食う。近所にぽつんと自前でやってる小さなケーキ屋があって前から気になっていたので良い機会だし。で、もうちょっと苦戦するかと思ったけど割とライトに仕上げてあることもあって6号 (18 cm) をそれほど苦労せず完食。さすがに最後の一口まで大喜びで、とは行かなかったが一方でやっぱケーキバイキングのケーキって数食えないように作ってあるよなあ、とも思ったり。お前年が明けたらさんじゅうにの声が聞こえてくるんやぞとかそーゆーことは考えない。まさにかなしみよこんにちわ。そしてまさにノーフューチャー。
あ、川崎さんのネタ的にはライブゲート東京恵比寿へ行くというのもアリではあるのですが、面白そうなのは 12/31 なんですよね。それもどうかというか。まあそのうち気が向いたら名古屋か大阪へでも行ってみたいと思います。あえて東京は外すあたりがネタ的つーことで。どっちにしろ先方にはええ迷惑なんですが。
そうそう、書き忘れてたけど多治見修道院のマリア像は石を積み上げて作った人工の岩窟の中に安置されています。で、それが何かを参照したのかしないのかは知りませんが、永保寺観音堂の本尊もまた岩窟式厨子に納められているそうなんですね(中には入れないので実際どうかは知らん)。さらに言えばマリアさまは当然はらみなわけですけど、永保寺の観音さまも“はらみ観音”として親しまれてきた、そうな。何そのマリア観音、というかこういう共通性を見るとイエスは日本で死んだとかちょっと信じても良いような気になりますよね!
まあこんな発想しか出てこない間は宗教とか遠いよな、とも思うわけですが。
良く考えてみるとクリスマスイブなのですが、ということは良く考えてみなければクリスマスイブではないということであるので深くは考えない。人間中心主義はルネッサンスの本質だと思うのです(たぶんいろいろと間違ってる)。とりあえずせっかくなので洗濯(バプテスマ)した後、多治見まで遠征して修道院の見物に行ってみる。頭痛と吐き気は引いたし熱は元々なかったはずなのだがなんかくらくらしてるが気にしない。
で、道路に標識出てるくらいなのでどんなもんかと思ったが“ガッとギュっと胸掴まれる”@『キラ☆キラ』(Overdrive) 程にド本物。いやあ油断大敵だわ……。正面から建物が目に入った瞬間の驚きは直後にしかしこれは単なるハッタリか冗談の類いかもしれんと思い直したものの、敷地の半分がぶどう園で占められた案内図を見せられては無条件降伏するしかなく(実際は総面積1万8千坪に対してぶどう園3千坪だそうですが)。歴史的にも大真面目に本物であるよーで、大戦中、ワインの輸入ができなくなった全国の教会にミサ用ワインを供給とか物凄いよね。
併設した教会ではなんかやってたようですが、例によって宗教的な人間ではない川崎さんはそこまでは近づかない。むしろ思ったほど大掛かりになんかやっているという雰囲気ではなかった。というわけであいかわらずなんかくらくらするけど次。
関西の外で国宝は初めてかもー! と思ったがさすがにそれは嘘で東照宮と大浦天主堂には行ったことがある。メジャーなところでは出雲大社も厳島神社も行ったことがない。近所だと犬山城にも行ってない。建物以外は場所にあまり意味がなかったりするしそもそも印象も希薄なことが多くてよくわからん。つーことで岐阜県に6つ(建築物は3つ)ある国宝のうちの2つ(開山堂と観音堂)であるところの永保寺。名前が印象的なせいかあっちこっちで見る気のする夢窓国師の創建(というわけでもないらしいのだが、まあ)。つかこの人南禅寺・西芳寺・天龍寺と来るので京都にいるとそりゃあっちこっちで名前を見るのも道理という気もしますけれども。あと甲斐国恵林寺繋がりで快川和尚、その弟子の虎哉和尚(『独眼竜正宗』は川崎さんがちゃんと覚えている最初の大河ドラマなのでそりゃもう大滝秀治の印象強いったら)と来るともうそれ以上名前を知ってる坊主なんていやしない(空海とかそういうのは置いといて)わけで、ビバ臨済宗というか何とも縁があると言えばある。ないと言えばない。
谷の斜面を利用したいかにもらしい作りがらしいのですが、本堂その他がどかんと焼失してブルーシートだったりするのはどうしたものか。大事なところは無事だったので良かったんでしょうけど。観音堂は前景後景含めてかなりよろしい。開山堂ははるか手前までしか行けないこともあっていまいち。でも軒というか軒の裏側というか、そのへんの作りは開山堂の方が好み。観音堂のは裳階だからかもしれん。
ただ、例え12時1時であってもこの時期日が低くて野外で建物とか風景とか見るの向いてない。ちゅーわけでとっとと帰る。
掃除の続きを、と思ったのだけど朝から頭痛い&吐き気。せっかく天気予報が外れて良い天気だというのに頭に来ることと言ったらもう。あ、頭に来ると余計頭痛いんですけど。あと熱とかはなさげなんですけど。
というわけで出かける予定もキャンセルしてひたすらごろごろしたり餅を焼いたりごろごろしたりビスケットをかじったりごろごろしたり薬を飲んだりして過ごす正しいが間違っている休日。
掃除したり片付けしたりしつつ『グリーングリーン』(Groover) 終了。うーん、正直なところ、こんなもんなのかあ、という感想。2001 年発売で印象に残るタイトル(galge.com のカレンダーでチェック。必ずしも川崎さんがプレイしているとは限らない)つーと
てなところですが、どーだろ。まあそんなもんといえばそんなもんな気もするし、やっぱりちょっと作り荒いんじゃねえ? という気もする。システム的にも。面白くはあって別に文句はないのだが、ちょっと食い足りない感じ。『2』か『2』ですか。そして『3』ですか。“前作の主人公がメインヒロイン以外とくっつく続編”てのは珍しいと思うので『3』はやらなきゃいけないわけですけれども。
双葉は中盤、末永にとっての『おじゃ魔女どれみナ・イ・ショ』的な川崎さん向け男の子のどうしようもないせつなさ炸裂かと一瞬期待したがそこまでではなかった。だがしかしやっぱ高校生の恋愛ったらこうだよね! 高校生じゃないけど! そこらのいでーとふぁんたじー全開なクサレ主人公なんぞイートシットですよ! という感じで良い。ラストカットの黄色い花の花言葉がすげぇ気になるのだけど軽く調べたら『3』に出てくるそうなのでそれまで我慢する。
みどりと小みどりの関係性は自明として、しかしそういう理屈付けか! にはちょっと驚いた。『プリミティブリンク』(Purple software) 的。素直に解釈すると『2』はみどりエンド後っぽいのだけど、『3』は双葉エンド後なのでこのへんも面白い。いや実は『2』も双葉エンド後なのかもしれんけど。あと『2』がみどりエンド後っぽいのは製品紹介ページでは伝わって来ないのだがそこで配布しているむびを見ると伝わってくる。良いのかそれで。
先生とサボテンはエンディングで結構良くまとまるのが意外というか、早苗の投げっ放しっぷりと好対照。ただ殺しゃいいつーもんでないのが良くわかります。
サボテンといえば“割って出てくる緑の結晶”というからなんだろうカンラン石かしら、しかしハワイの玄武岩じゃあるまいし日本じゃたいてい変質してるしな(そもそもあんな大きなのが産するのかも知らんけど)、日本といえばヒスイなんだけどあれ自形してる印象がなくて割って出てくるってのとは違うし、とか考えていたら絵的には単純に緑柱石だったのでちょっとむむむだったり。しかし考えてみると鉱山跡が残ってるような山の中なので、何かしら経済的価値のある石が出る事自体は示唆されているのでその点は良い。宝石として使える緑柱石が国内で産するかどうかも知識がありませんがまあフィクションだしね!(そればっかり)
あと特徴として挙げるべきかもしれないのは、上のラインナップだとこの頃はまだ本文と発声の乖離はなかったかあっても非常に小さかったような気がするところ、『グリグリ』ではかなり景気良くあっちとこっちに大乖離している点。轟先生はもちろんですが、それ抜いても大概です。
CG 回想機能が実装されてないのも特徴か。別途ビューワが配られてるんですが、表示済み/未表示の区別がないんですよね……。
ちなみにお片づけの方は朝一で始めたら思ったよりもハイペースで進んだ結果、中途半端なところで飽きた。つまり結局片付いてねえ。せめて部屋のダンボールをいくつか減らすつもりだったんだけどなあ。
『グリーングリーン』(Groover)、早苗エンド。つーのはつまり川崎さんが『グリグリ』をプレイしなければならなかった真摯で深刻な理由というのが『キラ☆キラ』(Overdrive) というか竹の人つながりだからではなくて夏師さん@鉄棒少年が昔々の同人誌で扱っていたからだ、ということなのであります。『キラ☆キラ』は蟻の一穴ってやつね。そんなわけで『悲しみだけでは生きていけない』(夏師)を再読して、こちらはもう何年も前に手に入れて封印していたオフィシャルムックも開く。
まあその。みさおちゃん、じゃなくてみなもちゃん(今素で間違えかけました。やべぇアイデンティティクライシス)なのはそういうわけでわかっていた次第なのですけれども、川崎さんネタバレ気にしない人なのでそれは問題ないんですけど、とはいえやってみるとむしろ鈴音@『She'sn』(アクセント)でしたけど、それはそれとして話は大したことないのね。2001 年という時代を考慮に入れるのは当然ですがそうはいってもあの時代でさえこれでは荒削りに過ぎる。が、最後の最後、恐ろしく容赦のないラストシーンは強烈だった。この酷薄なまでの投げっ放しジャーマンっぷりは非難の対象ではなく正しく賞揚されるべきものだ。砂子さんに「すげぇあんた専用やんか」とまで言わしめたオチを誇る『たとえ私の声が届かなくても』(『Kanon』香里栞ネタ)の夏師さんがトラウマ気味だというのもむべなるかな。
ただ単にシチュエーションを工夫して惨たらしく殺せばそれでいいというものではない、ということを我々に教えてくれるという意味では『加奈』の ED6 に相当するのだが方向性は大分違う。そんな感じ。
ただまあ、やっぱ話は相当程度荒削りなわけで。そして絵も相当程度荒削りなわけで……と言いたいところだしそれは事実ではあるのだけれども、一方で体調崩してるときの顔つきとか見るとどうもわざとじゃないかという気がしたりする。だってどんな美人だって年をとれば翳りが出るように(それはそれで別の魅力に満ちていくのも事実でしょうがしかし)、病魔に犯されりゃそれもまた。もちろん文学上は必ずしもそうではないのですけれども。サナトリウム萌え。でも、目は怖いよ。目の下の隈が恐いよ。
とか思ってたらムックで原画の片倉さんが「病気なんだから、きれいな顔をしているハズがないと」とか言ってる。なるほどその主張や良しつーか気持ちは良くわかる。良くわかるがそれ以外の絵もかなーり荒いので必ずしもそれが全てというかトータルで見た時に意図した通りになっているかには疑義なしとしないけれども、でもしかしそーゆー方向性はよろしい。もちろんえろげは妄想のふぁんたじーですから病弱な美少女で発作に苦しむ姿も死ぬまであくまで色っぽいっつーのもあっていいわけですけれどもそればっかりである必要もないよねと。売り物という意味ではそれが売れるんならそればっかりでいいような気もしますけど。
あと主人公の口語一人称が俺でモノローグ一人称が僕だ。へえ、って感じ。
そしてこのくらいにしておくと言いつつ『キラ☆キラ』なのですが、千絵姉編で肝試し前に津山三十人殺しの話が出てきて(いやちょっと違うんだがまあ)、二人になってから「でもここ津山って地名じゃないし。単に脅かしただけでしょ」みたいなことを千絵姉が言うんですけど実は津山三十人殺しの発生地点てのは当時は津山市内じゃなかったそうなんですね。今は市町村合併でそうなったらしいですけど。
これって単なる叙述トリックなんでしょうが、一昨日書いた『Anarchy in the UK』の件といい、普通ならフォローがありそうなもので、それがないとなると(読み手がネタを全部知ってるって前提には無理があるから)こいつはフィクションなんだと読み手が強く意識していないと日常生活でうっかり騙されてしまいそうで、つまり書き手が読み手と作品の間に強い緊張感を要求している、と感じることができる気がする。そしてそれを無理矢理良い方に解釈するとどうなるかというと、未成年じゃないのに通ってる学園卒業した後の進路が基本的に大学に入学することであるだとか、そういういつものアレもなるほど確かにフィクションであって、我々のこの現実に存在する学校制度とかと関係ないんだよね、うっかり同じだと思って物考えちゃダメだよね、だってフィクションと現実の区別つけないと切腹ですからね、でも実のところ区別ついてないのはむしろ御綺麗で御立派な社会派の皆さんですよね、とかなんとか(それもいつもの話じゃねーか)。まあこの路線を進めすぎると犯人が空を飛ばないと成立しないトリックの推理小説が成立してしまう(この物語世界では実は人間は空を飛べるのです)のでどこかに線は引かなきゃいけないんですけど、そういうわけでなんとなく川崎さんが普段読むフィクションとはちょっと違ったセンスを感じて面白いなという話。
帰還。そんでごちゃごちゃ仕事とか。そして帰りに『グリーングリーン』(Groover) を手に入れたので『キラ☆キラ』(Overdrive) はこのくらいにしておくけれども、そういうわけで最後にライブシーンの話。あと『キラ☆キラ』の字書きである瀬戸口さんの名前はどっかで見たと思ったら『Carnival』(SML) とか『SWAN SONG』(Le Chocolat) か……って当時ビビったマグニチュード 9.5 の超絶大地震ゲーじゃねーか!>『SWAN SONG』。買っときゃ良かった(なんかものすげぇプレミアついてるし)。まあそれはそれとしてライブシーンの話。
静止画カットインを多用したライブシーンの演出は、川崎さんは生も映像も知らないけど知らん人間が見て非常にそれっぽく良くできていると感じられる点でとても良いものだと思うのです。思うのですけど、文章を絵にする上でまったくそのまんま描くやり方と、文章上の具体的な表現はしかしあくまで抽象であって表現すべき本質はイデーであるからして絵にする上では文章上の具体性に必要以上に囚われる必要はないという立場とあるのはわかるんですけど、それは音にしても同様なんですけど、ですけどこうドラムソロから入ってギターが乗ってから「ああ千絵姉のリハのときの硬さが取れててほっとした」みたいなモノローグが入るのはやっぱちょっと気持ち悪いし、2本目のギターが鳴ってるはず(厳密に鳴ってるのかどーかは川崎さんの耳では良くわかりませんが)なのにきらりが両手でマイク抱えて歌ってる絵とかちょっと気持ち悪いし、あと学園祭ライブで生徒は基本制服のはずなのに観客はみんな私服なのもアレだし。そもそもカットイン尺固定演出が使用されるシーンは最小限で、それ以外は普通にクリックで文章を進めていく、ただしライブシーンの BGM についてはある部分まで1コーラスリピートとかイントロリピートとかで、そこから次へクリックしたところでフェードイン/アウトを使ってコーダ部へ繋ぐとかそういう演出で、完全にライブ一曲4分とか固定演出にするんじゃないのはプレイアビリティ上の配慮と言うべきであってそこは肯定的なんですけど、その中でできることを工夫している(前述のコーダの件とか)のも良いのですけど、しかしカットイン尺固定演出自体はクリックしても CTRL キーでもスキップモードでもキャンセルできないんですよね。配慮してるんだけど配慮が足りないというか。まあでもライブシーンの演出はこれはこれで良い。
つか、クラッシックで使うような楽器はそれなりに想像の範囲で音を出しているイメージがあって、従って音さえあれば良いと思うことが多いのですけれども、こっち系の楽器はそのへんが良くわからん(単にギターがわからんだけというか、基本的に和音を出す楽器であるはずのギターとあの高速メロディとがどーも頭の中で結びつかんのです。ピアノと一緒っちゃ一緒なんだろうけど)ので、できれば何をやっているのかじっくり勉強する機会があればと思う。ので、ライブシーンをどう描くかっつーのは例えばえろしーんをどう描くかっつーことよりよほど興味があったりするわけで。『マクロス7』でベース抱えたミレーヌの運指と音とが一致してるのとか感動したわけで。静視力も動視力も足りない(しかも後者は補正のしようがない)川崎さんは生とか実写とかでは見たってわかりゃしないので、そういう意味で現実を上手いこと抽象化して図示してくれるのをちょっと期待とかするわけで。とか思ってたら milktub は教則ビデオとか出してるのか! そのセンスはかなり面白いなあ。
で、帰りにハードオフ寄ってジャンクとかあさって遊んでたんですけど、『クリーミーマミ ソングスペシャル2 カーテンコール』とか出てきて思わず買っちゃいましたけどウチ今ビデオデッキないんですけど、ついでにエレクトリックギターとかエレクトリックベースとかも見てました。新古品が1万円切ってるかと思えばギブソンの中古とか20万円近くてしかし見た目に何が違うのかさっぱりです。とりあえずピックアップのボリュームが1から10で記述するのは全て共通らしいということはわかった。フルテンてのはつまり“全てのつまみを10に合わせる”つー意味なんでせう。それと空き箱ギターと違ってエレクトリックは基本的に木の塊のはずで、“意外と重い”とか言うけど確かに比重は大きいんだろうってのも初めて気が付いた。あとベースの弦がギターの弦に比べてああも露骨に太いというのは改めてじっくり見るまで気づかなかった。クラッシックはもちろんアコースティックギターと比べても低音弦と高音弦でやたら太さが違うよーな気もした。そしてそういうことを思いながら改めて『キラ☆キラ』の絵を見ると確かに全てその通り描かれていてちょっと感動。「世界にピントがあった気がする」みたいな表現を三太ケースケさんが『勉強しなさい!』@LaLaDX2001年5月号で書いていたことを思い出すがこの人4本しか描いてないのか。惜しいなあ。
ところでざっと見た限りまとまったのがないみたいなんだけど『キラ☆キラ』の章タイトルはパンクナンバーから取っているげ。2ちゃんねるの過去ログがないのでそっちで出てるのかなあ。でもそれなら Wikipedia に転載されてるだろうしなあ、てのは甘いかね。
Chapter 1: Anarchy in the School →『Anarchy in the UK』(Sex Pistols)つー感じ。お嬢 Chapter 3: Run this way、Chapter 4: Even in there youth は不明。
Chapter 2: Road to Ruin? →『Road to Ruin』(Ramones)
千絵姉 Chapter 3: Lust for Love →『Lust or Love』(Scorpions)
きらり Chapter 3: Your Pretty Face Is Going To... →『Your Pretty Face Is Going To Hell』(Iggy & The Stooges) Stooges には『Lust for Life』というタイトルもあり。
で、そんなことを調べるついでに YouTube で原曲を聴いたら驚いたことに文化祭ライブの一曲目、『God Save the Queen』だったのか! 歌詞の内容からして当然『Anarchy in the UK』なのだと思っていたのだけれども、当然どっちもまともに聞いたことなんぞありゃしないのでわからんかったつーか知らんかった。でも歌詞はやっぱり『Anarchy in the UK』のはずだ(歌詞が出るのは文化祭ライブじゃなくて最初にみんなで DVD を見るシーンだけど)。いくらなんでもこれがミスってこたありえねえのでスタッフのお遊びなんだろうけど、かなりシャレがきついなあ。さすがノーフューチャーの精神だ。
ところでゲーム屋には『ふぁいなる・あぷろーち2〜1st priority〜』(Princesssoft) のポスターが貼ってあった。こないだ予約した Sofmap では見なかったような気がするが。それはそれとして、そのキャッチコピーが“三浦洋晃氏によるもう一つのふぁいなる・あぷろーち”とかなんとか(うろ覚え)書いてあってちょっと驚いた。web とか、あと OVA なんかはともかく、店頭ポスターが字書きネタを筆頭に持ってくるなんてあんましないような気がする。ああでも『I/O』(レジスタ)とかはそーだったかな? 単に今更ご家庭用オリジナルぎゃるげなんか買うのそういう層しかいないからそういうアピールで正解という話なのかもしれない。いや単に川崎さんがそういうの見るの久しぶりだから変な違和感感じてるだけかもしれない。あととりあえず『Myself; Yoursefl』(yeti) どーしたものか。
木曜日はケーブルカー博物館行って Russian Hill 上って Union Street のマーケット覗いて Palace of Fine Arts をうろうろして Crissy Field から Golden Gate Bridge を見上げて戻り。
金曜日は Haas-Lilienthal House, Lafayette Park, Alta Plaza Park, Japan City, Alamo Square, Haight Ashubury, 謎の電波塔、そして Twin Peaks の中腹で戻り。
どちらにせよ、時間ギリギリまでは延々と歩いて限界点でバスか市電に乗って帰るという展開。好きに動くには一番気楽なやり方なんですけど、しかしほんまアップダウンの激しい街ではある。あと一義的には時間の問題ではあるのですが、Golden Gate Bridge とか Twin Peaks とか、手前まで行って征服せずに戻るっつー倒錯した不健康さが良いのだけれども倒錯気味。まああれね、可能性を暖めてるうちが一番楽しいってやつね。モリミーのいう蕎麦屋に蕎麦湯を飲みにいくっつーのはちょっと違うのかも。
当たり前ながらケーブルカー博物館ではサクテンの話とか出てて笑う。エレキギターをエフェクタ抜きでアンプに繋いで最大増幅はいわゆるフルテンらしいですが@『キラ☆キラ』、サクテンは索点と書いて索点検の略。別に焦点とか笑点とか関係ない。いやつまりグライダーには曳航索がつきもので、しかも軍用の輸送グライダーと違ってウィンチで曳くとあっという間に索が傷むわけだこれが。ケーブルカーの場合 70-250 days で寿命とか書いてあったような気がするが良く覚えてない。傷んだとこだけ切り出すのではなくて全部交換なのである意味楽だがある意味大変。あと考えてみるとサンフランシスコにもロサンゼルスにも地震に関する博物館がないのってちょっと不思議な気がするのだけれども、ケーブルカーの黄金時代は 1906 年の地震で幕を閉じたのだって話でここにはちょっと地震の話が書いてある。毎年地震の日には消防隊の奮戦を記念して金色のコートを、とか書いてあった気がする。こういうのもつくづく英雄のいる国だと思うねえ。とはいえさらに考えてみると神戸にも東京にもそういうのはないのか。まあでも旧社会党の国会議員が阪神淡路大震災で初動が遅かったって自衛隊を非難してるよーでは、という話でもある(言うまでもなく当時の自衛隊最高司令官は内閣総理大臣村山富市氏)。
しかし一方、ケーブルを回しているでかいプーリーとモーターのセットが "Winding machine" という名前で書かれていて、当然ながらわいんでぃんぐましーんなのだけれどもうぃんでぃんぐましーんと読むとそれってつまり『Wind -a breath of heart-』(minori) 中のぱそこんのことですよね! とか思ったとかもあって要するに川崎さんの話はそんなんばっかし。
でそんなんばっかしなんですけど、ガイコツマイクの件。これもまた考え直してみると焼け残ったアレのことを友人たちは知らない可能性もなくはないわけですね。てことはやっぱり彼一人のイタズラは彼一人のイタズラなのかもしれない。とはいうものの彼が一人で回収したメモテープのことを少なくとも村上は知っていたわけだし、それにそういうことは一切言及がないけど美しいので勝手にそういうことにしておくと一別以来一切使って来なかったしアキにも使わせなかった(ここの根拠がないのが弱い)55SH をそれが新品であれ回収品であれあのタイミング、というのはつまり復活ライブということですけど、で自分用に舞台に上げたということに対して古い友人たちはやはり何かしら彼自身の変化を見出す、あるいは見出して欲しいと川崎さんは思うわけです。でもそういうことは文章として書かないことが美しいとも思うわけです。書けば書けることをあえて書かないのが美しいのであり、行けば行ける場所にあえて行かないのが美しいのであり。
しかしギターとベースは市販品をイメージしているけれども劇中で使っているのは架空の楽器ですよ、だってフィクションですからね、現実のあれとかこれとかとは一切関係ありませんからね、とやってるのに、マイクはメーカーに型番にと出してしまっていいものなのか。ついでに千絵姉のドラムセットにはモデルとなった市販品が存在しないのだが、ドラムにはそういう、つまりジャンルを体現してしまうような代表的な製品ってのが存在しないっつーことなのかしら。何をどう並べるかの自由度がすげぇ高いみたいなのでそれはそれで分かる話ではあるんだけど。シンバルに三角と“Bock Bhob" と読めるロゴ、スネアとトム(?)に王冠となんか筆記体っぽいロゴが入ってるけどよくわかんねえ。
まあいいんだけど。
終わったー! というわけで我ら無敵の第2文芸部! Daily word leaves な感じの川崎さんです。そのあと師匠と現ボスを交えて大教育的指導大会のはずが単に酒飲んでクダ巻く場になって終わったのでますます開放感。いつも思うが学会発表って終わると達成感つーよりももっとプリミティブに「もう二度とやるかボケ! 死ね!」とか叫びたくなるような開放感に充ち満ちますよね! 実際にやってしまうと「嫌なら辞めていいんだよ?」とか言われてノーフューチャーなのでやりませんけど。パンクさが足りない。あとそんなことを頭の片隅に思っていると「イギリス人はファックばっかり口にする。上手く行くと Fuck'in good、カッコいい時は Fuck'in cool。あいつら語彙足りないよ」みたいな話になってこっそりウケていたり。こんなことばっかり言ってるから逆神に「ほんまえろげの話しかせんな」とか言われちゃうわけですが。そんな世の中に対する怒りこそがパンクなのであり、するとメロスもまたパンクなのであり。まああれは日本文学史上初のストリーキングなわけで(そうか?)、それは確かにパンクかもしれない。だがまあどうでもいい。
そういえば書き忘れてたけど BGM も結構気に入ってます>『キラ☆キラ』(Overdrive)。けど音楽回想モードはボーカルのみなんですよねえ。不憫な。それと夢を追いかけてグズグズになってもうその夢もどんなだったかわからなくなる勢いなところが大変気に入っているわけですけれども、きらり(雨は今)のクライマックス直前、外資系の美人OLとしてハッピーにやってるように見える元二年生コンビがやってくるわけですけど彼女たち考えてみると服飾関係の仕事がやりたいとか言って第二文芸部バンドのステージ衣装作ってくれるわけですよね。ここにも砕けて消えた夢の残り香が、と思うとまた切ないものが。
切ないと言えばそのラストシーンのガイコツマイクも。語り手は鹿之助であって鹿之助にとっては彼一人のこっそりとしたイタズラで終わる話であってそれはそれが正しいのだけれども、しかし語り手の視野の外側にあってライターさんの世界の内側でもある範疇では客席の後ろの方にいる二人にそれが通じていて欲しい。そうでないとあまりにさみしい。
まあそんな感傷はどうでもいいわけですけど。あと異装感みたいなのも気に入ってるところであります。ブラジャーのストラップとかバージスラインのとことか汗かいてかゆいのとか。ネイルアートをやらなかったのはある意味残念なところで、マニュキアのあのカパカパした突っ張り感とか、高いのと安いのの塗りやすさの違いだとか、あとウィッグだから関係ないんだけど地毛ロングのあのあっちこっちの引っかかり感とか、そういうのへの言及もあると楽しいんですけどというかそういうのは女装モノよりもほんとに女の子になっちゃう話に求めるべきか。お前は一体どんな体験をしてきたんだとゆーのは置いといて。顔塗ったこととかはないし。でもそういうのが異文化の理解であり百聞は一見にしかずだと思うんですけれども。言い訳臭い。
ホメてばっかも気持ち悪いのでけなしておくと、例の文章矛盾。名古屋ライブの打ち上げでケーキにケチャップかけて食うのをどうこう言うけどそれ東京でもケーキにソースとタバスコかけて食ってたよね、とか、お嬢と鹿之助の初対面シーン、鹿之助の名前聞いて元テニス部の話題が出るけれどもきらりがライブに誘ってるはずなので普通そっちの話題が出るよね、とか。誘う前に体調崩したんじゃ、と言われるとそらそういう言い訳も立ちますけれどもさ。でもそれだときらりがチケット返しにくるのが数日遅れるのが、とか無理を重ねることになるのでさ。いや確かにその数日鹿之助は学校行かなかったっぽくもあるけども。でもその場合返すのはバイト先ででも良いわけで。本質ではないのだけれどもさ。いやしかしひょっとするとあれは「きらちゃんの言っていた前島さんって、あの元テニス部の」という意味だったのだろーか。それなら正しいな。だがお嬢といえばそもそも鹿之助の語る男子生徒間での彼女の評判について、どうも最近転校してきた人物に対しているかのよーな印象を受けるところから気になるわけですが。
一方で千絵姉は今の環境があるので“昔はすぐ寂しくなった”とか“小さいときから本当に欲しいモノって絶対手に入らないような気がする”とかについ騙されるけど、彼女の子供時代はそういう彼女のセンスに説得力を与えるものではないよね。彼女が子供の頃からずっと抱えてきたそういう寂寥とか不安とかいうものに理由を与えるとすれば、それは感受性に富んだ小さな子供が身近な友人(子供の認識上、自分と友人が明確に独立しないとすると余計に)の抱えた、あるいは抱えていると認識した孤独とか虚無感に共鳴した結果としてであって、そういうものを全くそのままではないにせよ大きく変わらないまま抱えてそーなったのだとするとそれはいろいろと危険なのではあるまいか。これはまあ文章の矛盾とかじゃなくてむしろ深い描写なのかな? 実際、千絵姉に特定の相手に強く依存する傾向があることは少なくとも本人の認識としては真なのであるし。いやあのシーンは気に入っているしだからつい騙されるわけなのですけれども。あと別に特定の理由なく不安を抱えて成長しててももちろんかまわないわけですけれども。しかしフィクションはフィクションであるが故に説得力として理由が必要なのであり。これが現実なら事実の前にひれ伏すしかないわけですが。しかし事実とは往々に明示しえないものであり(以下略)。
あ、でも、文化祭イベントの『O.H.B.I.』は BGM としてはイントロの無限リピート(で、水野先生の妨害が入る)なので、エンドロールにクレジットされないのもまあありかな、と思い直してみたことも書いておく。
飽きた、とか言っといて一晩寝て良く晴れた空を見てたらぶらっと歩くのも良い。まあそれってサンフランシスコである必要ないわけですけど。で、北東−南西方向の脊梁が観光地部分の地形的特徴であるわけですが、名物であるこのド斜面を見上げてあの一番高いとこまで行けば海が見えるよなあと思ったわけです。そうじゃないのはわかってるわけですけど。でも上ってしまい、そして当然のようにその次の上り坂が目に入ってくるわけです。坂−ステップ−坂−の繰り返しですからね。下からだと直接頂上は見えないんですよね。ちょっと違うけど第一次越冬隊の絶望もかくあらんか。
まあわかってたら絶望もないわけで、一番高い教会のあたりまで歩いて帰る。明日の発表の準備しなきゃ(ポスターなのに何を準備するのかと)。
『キラ☆キラ』さらに続き。エンドロールがキャラクターごとに別歌なのはボーカル10曲入りがウリなゲームなのでまあそんなもんでしょうけれど、クレジット内容がちょっとずつ違ってて嬉しい。キャストは未公表なのでエンディングテーマソングと挿入歌のとこだけですけど、それでも嬉しいのはそれってちょっと悲しい気もするがしかし嬉しい。で、その最後にメーカーロゴでストップして一文入るんですけど、千絵姉エンド+お嬢エンド(名前を書くのがめんどーなので以下こう表記)+きらり『雨は今、上がったのだ』named by 川崎さんエンドでは "See you, in the next session..."。きらり『いつか溢れそうなときめき両手に抱き 戻ってくるの ここへ』named by 川崎さんエンドのみ "Thank you for the playing!"(クリア順制御もされてる、と思う)。それってメーカー的にはようこエンドがトゥルーというかオフィシャルというかってことですかー。でも鹿之助のモノローグを考えてもやっぱり雨は今エンドこそ本筋だと思うんですけどねん。エンターテイメントとしてのケジメなのか、あるいは商品性なのかはわからない。いやようこエンドも良いんですけど、高校生(じゃないけど)の自分を振り返って怖いもの知らずだったんだなあと回想するの個人的にすげぇ突き刺さって良いんですけど、でもなんつーか。
エンドロールの話に戻す。で、良いんですけど、劇中で第二文芸部が作った曲というのは文化祭へ向けて最初で最後のつもりだった『Let's Jump!』とツアー中にいろいろあって完成した『君の元へ』、あときらり編に限ってはきらりに降りてくる『Like a Life,Like a Live!』、それと編曲のみの『O.H.B.I.』(劇中版に入っていないのが惜しいが「校歌、絶叫ー!」は良い)までであって、オープニングの『キラ☆キラ』、千絵姉エンディング『go on a trip』、お嬢『traveler』(なぜか全角)、きらり(ようこ)『lead to you dream』は劇中の出番がないんですよね。それってどうかなと思うってゆーかせっかく気を使ってるエンドロールなのにぶちこわしですよ。だから商品性が(以下略)。『キラ☆キラ』のみ歌まで第二文芸部と明記、『go on a trip』以下三曲は作詞作曲編曲まで、というのも良くわからない。さらに『lead to you dream』は劇中からの繋がりで言えばきらりのソロ+職業バックバンドであるべきで、だからさー、そのへんもうちょっとさー、という不満もあり。正しいのはきらり(雨は今)エンドのみで、そうかそういう意図なのか。とするとエンターテイナーとしてのケジメをつけつつアーチスト(という言葉は好きではないのだがまあ)としてのこだわりだの誠実さだのを維持しているのだとするとマジ興奮、と思ったけどきらり(雨は今)エンドでもオープニングテーマソングに関してはアウトか。じゃあダメか。
『O.H.B.I』は千絵姉エンドのみのクレジットで、確かにボーカル入りの劇中版が流れるのは卒業式ライブシーンのある千絵姉編だけですけどお話的に曲自体は共通イベントである文化祭ライブのアンコールで使ってるじゃん! というのもびみょー。きらり(ようこ)エンドでも卒業式ライブはやったことになってますが、これはシーン描写がないので良いんですが。
あと OP. + 各 ED. むびがそれぞれ mpeg で入ってるので助かるんですが、ED. の1〜4がお嬢、雨は今、ようこ、千絵姉という順番になってるのが謎。一方、OP. むびが贅沢に絵を使っている(というべきかイベント絵多くないというべきか。でも多くないことはないと思うんだよな)のが面白いのだけど、「紫の空の下」のワゴンの上に四人で立つシーンと「きっと行けばわかるさ」のビールケース積み上げてカッコつけてるシーン、絵的に非常に映えるのにこれがむび限定というのがさらに面白いというか正直もったいない。記念撮影シーン増やせば良かったのに。いやまあワゴンでかすぎじゃないかという気もしますけど。
川崎さんも今の会社に来るまで見たことも聞いたこともなかったのですけれども、『燦』という業界紙があります。月刊だか季刊だかも良く知らないけど何か時々社内で回ってくる。これがタブロイド版なのでありまして、いやもうみんなそう思ってると思うんで今更指摘するのもこっぱずかしいんですけど『サン』て名前のタブロイドってなどーなのか。
てなことをキラキラ光る空と海を眺めながら書いているところ。関空と比べても便利が良いのは確かなんですけど、でもかなり小さいよね>セントレア。考えてみると日本じゃないアジアの空港って行ったことないんですが、欧米の国際空港の大きさと来た日にはなんていうかもう。ハブとか言ってもなあ、という気がしないでもない。
という枕はさておいてもちろん『キラ☆キラ』(Overdrive) の話なわけでして、無事終了。無事といえばインストールしてパッチ見に行って出てないと不安になってしまうというのはもうどうしたもんですかね。とはいうもののインストールする前に確認に行くほどマメでもないんですが。まあでも C:\ にインストールするような乱暴な真似もしませんけど。
キャラクターでいうとそりゃもう美人お嬢萌えなんですが(携帯投げ捨てるシーンとか旅立ちとしてあまりにも正しいわけで、ありがちだけど大好きですよこういうの)、そういう個別の話の前になんか全体的に非常に負けた感じだと告白しておかねばなりますまい。音楽ものだ映像ものだみたいなことを書いたけれども『Memories Off #5〜とぎれたフィルム〜』(KID) にせよ『シンフォニック=レイン』(工画堂)にせよ学生さんの物語なんですよね。『こみっくパーティー』(Leaf) も含めても良い。一方で『エンジェリックセレナーデ』(工画堂)は学生さんの物語ではないがあれはまあちょっと特殊なので。で、こんなことしてていいのだろうかとか将来の不安がとかダメ人間がとか言ったところで学生さんなわけですよ。そりゃもう何やったっておっけーですよ。足を洗う気になればいつだって修正効きますしね。「これが、若さか……」って感じでね。
そこへ持ってくるとえーときらり編、もちろん客観的にはまだまだ方向転換可能なんですけど学校出てフリーターでバンド続けてこのままでは行き詰まるその未来を見据えつつでもそこへ向かって歩き続けてしまう件とかつまり他人事ではないわけで。しかもそのへんのぶっ壊れた鹿之助モノローグさいこーなわけで。ダメになるとわかっていて進むのは勇気じゃないと『湾岸ミッドナイト』(楠みちはる)の元銀行員の女性もポエムってましたがしかし。その他、みょーに主人公に共感してしまうところが多々あってイタ楽しかったり。川崎さんにとっては『天使のいない12月』(Leaf) とかに近い。そして『てんいな』と違って確かに輝かしい青春の日々もあったのだという事実がある意味『てんいな』以上にイタ楽しい。そんなわけで話としてはきらりトゥルーエンド(とは書いてないが)がさいこーなんですけど、ラストの救いは川崎さんの中でも賛否両論なんですけど、だがまあとにかく楽しいよ。Chapter1, 2 では神のごとく天下を握っていたスタジェネのヤギさんにして“いつの間にか噂を聞かなくなった”とかでフェードアウトですもの! いやあ中身なんかあるわけないとか言っててホント申し訳ない。
キャラクターどうこう以前のお話の部分では他にも非常に気に入っている点があって、というのは実際にはそういうのあまり読んでないのでやや不確かなところがありますが、基本的にサブカル的お話上の上手く化ける女装キャラってのは“外見上、女装した男性”ではなくて“外見上、女性”なんですよね。もちろんフィクションなのだからしてそれはそれで一つの形ではあるのですけれども、でもまあそこはやっぱりほら、みたいな。そこらへん、鹿之助は“暗いところなら十二分に化かせるし明るいところで見てもとても良く似合っているけれどもでもやっぱり基本的には良く見れば男性とわかる”という線上にあって、その微妙なさじ加減も非常に気に入っているのであります。助手席の鹿之助が後部座席に振り向いてるとこをワゴン正面からややロングで撮った絵とかがちょっと男性側に振ってるけどそういう意味で非常によろしい。
さらにさらに。“「方言は萌える」をテーマに”という某同人ゲーがあったりしましたけれども、全国ツアーに出ると各地方方言全開であり、大阪はなんかちょっと違う気がするけど名古屋とか一部それっぽく聞こえる。神戸とか広島とか福岡とか熊本とか沖縄とかはわからん。つーことでこれもなかなかよろしい。スタッフロール見ると方言指導がちゃんとあるのも面白かったけど yozuca* さんの名前が入ってるのも驚いた。歌以外全く知らないがそーゆーキャラなのか彼女。
ただし、文章の細かい推敲がかなりのレベルでダメ。誤変換とかそういうレベルを越えたところでダメ。絵との対応についてはちょっと書いたけど、文章の中だけでもダメ。例えば朝ご飯のシーンで、
母は僕にご飯をよそった。
(中略。絵はトーストと目玉焼きと珈琲なのだがそれは置いといて)
トーストにかじりつく僕に(以下略)
とかなったりする。お前3行前にご飯よそったって書いたやないか! とそういうレベル。他にも DVD を見始めた時にはそっちを向いたらキスしてしまうくらい近くの隣に座っていたはずの千絵姉が斜め前から振り向いて話しかけてきたりとか。川崎さんもあまり人のことは言えないがやっぱ文章は公開する前に一度他人に目を通してもらうべきだと思うのですよ。ってゆーか当然あるはずでしょうそういうの。ないのだとすると組織論的にすっごく疑問というかヤな感じ。そこいらへんのノー未来ノー過去な感じがパンクなのかもしれませんがしかし。
あとはまあお決まりで、未成年ではないのだがキャラクター的にはお酒を飲むのは世にはばかるらしいのとか。メタ的にいえば未成年ではないので飲むシーンを書くことに問題はないわけです。あるいは卒業したら大学へ進学するのが前提なのだが未成年じゃないってなんなのよとかそんな話。
とか言ってたらもうフライトだぜ! サンフランシスコ行ってきます。正直めんどいというかもう飽きた気がしなくもないが「これも仕事さ」by シン・ナカノ中尉@『ガングリフォン2』(GameArts) って感じで。
『キラ☆キラ』、もうちょっと続き。お話ゲーに対して川崎さんは基本的に時間軸をリニアになぞって主人公がしんどい思いをしたりひどい目にあったりするのを共感したり指差して笑ったりしながら楽しむタチなんですけど、今思うとだからこそ『ROOMMATE〜井上涼子〜』(DATAM POLYSTAR) に代表されるリアルタイムお話ゲーに心底感動したのかなあと思うわけですけど、そんでたいていのお話ゲーはそこまではいかなくても基本的にそういう作りだと思うんですけど、たぶん『キラ☆キラ』はそうではなくてスキップと再生を繰り返して面白かったりエピソディックだったりする瞬間だけを拾っていくようなお話の作り。グループ旅行ゲー萌えとか思ったけど良く考えたらこのゲームまず文化祭で成功せにゃならんわけで、前半はひたすらガッコ通うんですけどその半年はかなりそんな感じで時間が流れるげ。それってばプレイアビリティの問題だとか話の緩急だとかいろんな理屈で説明のできるスタイルではあるわけですけど、別の一面から見ると前者が“同時間的な体験、主人公と読者の一体化”みたいな感じなのに対して“追憶、かつての楽しかった日々を振り返る、読者はあくまで読者”みたいな表現スタイルだとも見なせるんじゃないかしら、ということを思った。で、それって宣伝むびが“誰もが望んで手に入れたかったもの”“それは”“「青春」と言う名の思い出”という入り方だった『グリーングリーン』(Groover) 以来のスタイルなのかしら、とか。いやまあ片倉さんの絵と milktub の音(だよな?)が共通なだけで Groover とか valhalla とか Overdrive とかがどのくらい同一なのか良くわかってませんけれどもん。あと良く見たら『Kissing!!』は片倉さんじゃなかったわけですけど。
つか、はよ旅に出せ。おもろいけどさ。
とか、気になったり。
しかしまあ、企画兼監督がコンテ切りながら脚本家とこんな感じの話を、という擦り合わせをやって脚本が上がってくるまでにカメラマンと一緒にロケハンと背景撮りやって、上がってきた脚本と微妙にイメージずれてたんだけど予算もないから撮った分はそのまま使っちゃえ、てな感じで映像作品を作るのだと思えば、企画兼監督がコンテ切りながら脚本家とこんな感じの話を、という擦り合わせをやって脚本が上がってくるまでに原画家に発注掛けて、上がってきた脚本と微妙にイメージずれてたんだけど予算もないから書いてもらった絵はそのまま使っちゃえ、てな感じでえろげ作るのもそういうもんかもしれないと思い直してみた。いや全部想像ですので不快に思われたそっちの中の人には申し訳ないけれども。あとえろげの場合は字はかなり低コストで修正可能なので修正してもいいんじゃないかとも思うところ、しかし時間というコストはある意味平等だしなという気もする。
全然関係ないけど主人公がモノローグでは一人称“僕”で台詞では“俺”なのはつまり『Memories Off #5〜とぎれたフィルム〜』(KID) と同じであり、あちらが映像作品ゲーでこちらが音楽作品ゲーだという対比は喜ぶところ。というネタはついこのあいだ『Memories Off -Your-』(5pb) でやった。負けてんじゃんメモユア!
そしてタイトル見てなぜか脳裏をよぎる「キラキラ輝くお日様が昇っても ハートを照らしたその笑顔には敵わない」ってフレーズはなんだっけーと手持ちのむびを総当たってみたら『こいちゅ!〜恋に恋するかたおもい〜』(Pizzicato feat. GIGA) だった。で、このむびの入り方はちょっとメインじゃない方の『明日の君と逢うために』(Purple software) のむびを思い出すのだけれど、だから映画のフィルムは絵の縦横がスチルとは違うはずなんだが。ということを見落としていたことに気が付いた。連続写真なのかもしれないけど。
つかチェッカーズとかビートルズとかロックってのも川崎さんなりのイメージと違うわけでさ! まあいいんだけど。
そしてどーでもいいのだが『マギウステイル』(Whirlpool) と『マギステルテンプル』(light) はちょっと似テイル。ああ『まじかるている』(ぱてぃしぇ)ってのもあったか。あと今朝も雨だったのでもう冬とか言っといてなんなのですが『秋色恋華』(Purple software) ならぬ『秋雨恋華』という単語を思いついたしすると『春雨恋華』というのもありであり、そしてその音はつまり『春雨廉価』なのであり。主婦の友な感じ。主婦の友といえば『秋色』『あると』あたりの紫ゲーにおける登場ヒロインの料理技能装備率は異常。ダメなのってロシアンお嬢様ただ一人じゃなかったか。まあ良くも悪くも今のところそのへんが Purple software の代表作な感じですな。というわけでどこのどなたか存じませんが“秋色恋華の価値”などというヤバさ全開なキーワードで検索掛けるのは勘弁していただきたいと願う川崎さんです。
で、どうにも『まじぷり』(Purple software) がアレなので『キラ☆キラ』(Overdrive) を OP. まで(実は買ってた)。いやこれは期待通りオモロいですよ。大した中身はないんだろうと思うがしかしオモロい。それはエンターテイメントとして最も正しいありかただ。えろげーというメディアでないと成立しないっつーのはどうかといういつもの話ではあるんですが。あと作中の第二文芸部バンドを実際に組んでアルバム出してしまうとゆー商売はこれはどーしても抵抗あるんですが。なんつーかこーこれは本当にひどい感想なので書かないけど。でも抵抗が。『マクロス7』と同じと言えばその通りなのだが何か違う。でも話はオモロい。
それはそれとして、メンバーに千恵って子がいてバンド! ロックバンドで千恵! それはあの松岡千恵@『センチメンタルグラフティ』&『センチメンタルグラフティ2』(NECI)! んで当時同人誌で「松岡といったらドラムだろう」みたいな突っ込みがあったけれども(正しいのかどうか知らん)この千恵ちゃんはドラムだ! と大喜びして良く見たら千絵だった。裏切ったな! 僕の(以下略)
さてそんなわけでもう秋ではないとか言ったとたんに鬼寒い上に濃霧でビビらせてもらいましたけれども『まじぷり -Wonder Cradle-』(Purple software) はまだ秋ゲー。だがつまらん……。パープルゲーとしては2番目(1番は黒歴史な『Kanade〜奏〜』(Purple software team SI) なので実質1番か)に合わなかった『プリミティブリンク』のシナリオを一人で担当したのが山田光一郎さんでありそして『まじぷり』のシナリオを一人で担当したのが山田光一郎さんでありということは最初からわかっていたのですけれどもしかし。いやもうねなんといったらいいのか。『ぷりりん』とは文章のタッチが結構違うんですけどでもダメだ。
もっとも、面白いことに『秋色恋華』とゲーム版むびを信用するなら(というのは信じ難いことに web 版むびとはシナリオライターの名前が違っているのです)『夏色小町』にも末尾に名前が入ってて、スタッフコメントのおかげで担当範囲もわかるんですけどこの範囲に対して作中の他の部分と比べて特別な不満があるかというとそういうことは全くない。……なんだというんだ一体。『秋色謳華』も山田光一郎さんがピンで担当してますがこれはインストールして OP. むびだけ見て絶賛大放置中なのでどんな感じか不明。
しかしながら未だにタイトルを間違えていて正しくは『明日の君と逢うために Till I Reach Your Tomorrow』であったという事実もあり。全くもって他人様の技の善し悪しをどうこう言えるような立場ではない。いや善し悪しじゃなくて好き嫌いなんで良いんですけどね。だがまあやっぱ一本買ってワビ入れとくかー。
実のところ『あると』筆頭であり『秋色恋華』で一番気に入っている牛丼屋バイト(お約束だが“牛丼ヤバいと”じゃないぞ>ことえり3)担当であるところの北川さんが二人のライターの片割れなわけで、回避する理由はないんですけど(『天使のたまご』を回避したのはそのへんが理由だったり)、すると『まじぷり』にはもう手を付けないということになってしまうのでそれもまあなんというか。
それにしてもタイトル&島ゲーとしての関連性もさることながらむしろ『終末の過ごし方』(アボガドパワーズ)っぷりがたまりませんな>『そして明日の世界より──』(etude)。ボーリングマシン萌え。あと姉妹で朝とか夕とか言われるとあの超コワいねーちん@『銀色』(ねこねこソフト)全開でガクブルなんですけどこちらはちゃんと姉が朝なのでまあいいのか。
しかし個人的には etude といわれるとそれは『e'tude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜』(takuyo)。男の子主人公と女の子主人公が選択可能というコンセプトは10年とは言わないにしても5年は時代を先取りしていたのでした。やってないけど。
先月のお詫びネタ、良く見たら『Wind』は『Wind -a breath of heart-』(minori) じゃねーか。もう年だなあ。まあだからといって八代目桂文楽ばりの引退したりとかしませんけど。でもほら minori さんとこは自称マイノリティだから誤記とかされちゃうのしょうがないよね!(言い訳になってません)
冬と言えばー! というわけでスタッドレスに履き替え。脱着工賃とか組み替え工賃とかバランス工賃とかあとなんだっけ、と積算していくと一本 \2.5k- の四本 \10k- というのは妥当な数字ではあるのだけど、一方で30分で \10k- って大概な時間工賃だよなと思わなくもなく、しかし一万やるからお前やれって言われると全力で拒否させていただく作業であるからして、まあそんなもんなのでせう。それにしても今年は本当に雪降るんだろうな。
つか、ホイールごとなら自分で交換すればすむのだから中古でホイール探した方が安いのかもと今になって思ったが、今からだといろいろびめおだなあ。
朝7時に家を出て眼鏡屋と部品屋と豊田市美術館と大須と名駅と Kinko's と会社寄って帰ってきたら23時。死ねる。
『φなる・あぷろーち2 〜1st priority〜』(Princesssoft)、予約。ついでに『12RIVEN -the Ψcliminal of integral-』(KID) も予約。いささか早まった気がしなくもないが気にしない。つーか立場上ほら、みたいな。さらに勢い余って『Memories Off』『Myself; Yourself』(yeti) も予約しようとしたら予約表が品切れで断念。つか今更気づいたが語頭と末尾の文字がメモオフといっしょですよ!>『マイユア』(と略すらしい) なので勢いに任せて『Memories Off Your』じゃなくて『Your -Memories Off-』(5pb) を予約……しようとして危ういところで我に返る(笑) そうそしてここでは "your" の部分が共通なわけで。というか略すと『メモユア』になるところだったわけで。
そんなわけでやっぱり『マイユア』買って「わーい新メモオフー♪」と無理はしゃぎするのがネタかもしれない。とはいえ『メモオフ』のささむ絵はあの淡くて繊細な塗りあってのことであって、最近のだとどうしても『双恋』&『フタコイ』(Mediaworks) な感じではありますが。なるち絵を見習え……というのはちょっと違うか。
『明日の君に逢うために Till I Reach Your Tomorrow』(Purple software) は買わず。というのも追いついたつもりでいたけれどもハタと思い出したことに『まじぷり -Wonder Cradle-』(Purple software) がインストールして OP. むびだけ見て絶賛大放置中なのですよ。『秋色謳華』(Purple software) もインストールして OP. むびだけ見て絶賛大放置中なのですがあれはまあ元々そういう予定だったのでインストールして OP. むびだけ見て絶賛大放置中で問題ないのですが『まじぷり』の方はそうもいかない。つーことでなんとかせねば。
豊田市美術館のお目当てはこれ。つか榎忠。先月までついぞ知らなかった名前なのですけれども、『ハンガリー国へ半刈りで行く』とか『RPM-1200』とか今回の『unearthing』とか『PATRONE-35』とかは大いに趣味だ。まあ実際に見てどうかっつーのはあれですけれどもん。『なんでも作るよ!』の人に近いかもしんない。
感想としてはいろいろあるけれども、個人的に発見だったのは『PATRONE-35』で、高校生の頃始めてその存在を知った(ので、いつ頃からあるのかとか最初に作ったのがどこかとかは知らないが当時のそれはイルフォード製)“C-41 処理(D-76 ではなく)する白黒フィルム”っつーのがコダックのプロ機材として今でも作られているらしいのこと。要するにカラーネガフィルム用の薬品&手順で現像できるってことなんですけど、その発想はなかったと思ったしやっぱ使うとこでは便利なんだなあと。つかコダックのスーパーゴールド400とか今でも作ってたのかよ! というのも驚きでしたがまあそんな感じ。