政治的、経済的、あるいは宗教的理由によって、恣意的に人の命を抹殺するのが戦争です。この最大の環境破壊である戦争を止めなければ、 誰の命も平等に守られる平和な社会は訪れません。
幸い、私たちは、世界に類を見ない「平和を達成することのできる憲法九条」を持っています。この憲法九条に支えられて、戦後60年間一 人の戦死者も出さず、また戦争によって他国に被害を与えることもなく、日本の素晴らしい発展をもたらせて来ました。ここに、憲法九条の 力を改めて確認しなければならないと思います。
いま、この憲法九条、とりわけ第二項を改悪して、日本を戦争のできる国にしようとする動きがでてきています。しかし、日本と世界の平和 を確立するために、私たちは憲法九条を守り、そしてこれを世界の憲法へと育てていかなければなりません。そのような強い意志をもって、 本日ここに「豊能九条の会」を設立致します。世界一の宝物である憲法九条を守り育てる行動こそが、世界の混沌から明るい未来を切り開く 力になると確信するからです。世界の安定に貢献できる方法については、人によって、色々と語られますが、平和を確立し、全ての人の命が 保障されるのは、この「平和憲法」を守り育てることをおいて他にないと確信しています。また、「非核都市宣言」を行っている豊能町だか らこのことが可能であると思います。
「豊能九条の会」を設立し、これを育て発展させていくことは大変なことでありますが、地域の皆様、学校、職場のあらゆるところで、「海 の魚を育てるために、山に木を植える」覚悟ですすめたいと思います。そして、未来の子どもたちから預かっているこの地球環境を修復し、 平和な社会を建設することを私たちの責任と致したいと思います。
今日は、秋葉先生をお招きしました。先生は、早くから「親と子の育ち合いの子育て」を提唱され、子どもの健やかな発達を目指して多方面
に亘ってご研究を展開しておられます。豊能町には以前もお運びいただき、そのご講演に大変感銘をうけました。教育界の第一人者である先
生のお話を後ほど伺いながら、私たち、親としてそして大人としての責任を自覚し、「憲法九条」を守り育てるという一点で意思統一をした
いと思います。
「豊能九条の会」設立準備会代表 湯淺精二(06/18/05)